カテゴリー「映画」の105件の記事

2009年11月 8日 (日)

のんちゃんのり弁

のんちゃんのり弁 ★★★★☆

小西真奈美は,今年の主演女優賞かな。
岸部一徳演じる,”ととや”のご主人の言葉に含蓄あり。例えば,そうそう,「お金」は,ちゃんともらわないとね。

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2009年11月 6日 (金)

沈まぬ太陽

沈まぬ太陽 ★★★★☆

悪くないですが。・・・長いよね。
長いのが悪いというわけではないですし,途中,休憩が入るのも悪くないですが。
ゲキ×シネなんかも,途中に休憩が入りますし。

が。
ちょっと休憩が唐突すぎませんかね。もうちょっと,効果的に前半・後半を分けてもよろしいのではないか,と。
といった感じで,確かに,渡辺謙等々,熱演していますが,もうちょっと,盛り上げるべきところは盛り上げてもよろしいのではなかろうか,と。
例えば,「真夏のオリオン」のようにスパッと終わる・画面が変わるのは,嫌いではないですが。多用されるとその効果が(^^ゞ

ノンフィクションと,しつこくあちこちに書かれていても・・・そりゃ,無理でしょう。社内抗争は,ともかく,あの航空機事故は,現時点で,唯一無二のものですし,地名が出ているし。特定の航空会社が思い浮かぶのは無理からぬことで。

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2009年11月 1日 (日)

空気人形

空気人形 ★★★★☆

いやぁ~,不思議な映画でした。
空気人形が”心”を持つ場面,とても幻想的。
ちょっと出てくる人たちが,かなり豪華。どっちが”人間”でどっちが”空気人形”なのか,わからなくなってきます。こ~れぇ~は,このまま淡々とした話しが続くのか? どう終わるのだ?と,ちょっと不安になったら。

シュール・衝撃的なラスト。
でも,幻想的。

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折り梅

折り梅 ★★★★★

見逃していたのが,観ることができました。「明日の記憶」は,嘘くさい感じがしましたが,「折り梅」は断然,良かったですね。
パンフレットの原田美枝子と吉行和子の対談が,演技についての対話に終始しているのが,また,良かったです。

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南極料理人

南極料理人 ★★★★☆

たしかに,お腹をすかせて観に行ってはいけない映画。でてくる料理がどれもこれも,おいしそう。でも,とってもジャンクでまずそうなホットドックが「うまっ!」なのは,料理ではなく,食事を描いていた映画らしいラストでした。

堺雅人,良い仕事をしますねぇ。”魅惑の微笑みをたたえた骨のある人”が定着しそうなところ,情けないパパぶりも意外と面白かったです。

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精神

精神 ★★★★☆

あちこちで絶賛されいてる「精神」ですが,それほどのモノかなぁ,というのが,率直な感想。
確かに,ヘンな解説をいれずに,場面・語りをそのまま,切り取っていることは,かなり好感がもて,映像に力を与えているとは思いました。良い映画であるとは思います。
ので,”それほどの・・・”と感じてしまうのは,観ているこちらが,ちょっとスレているのでしょう。
だって,それほど詳しい領域ではありませんが,あぁ,あるねぇ,そういうコト・・・とか思ってしまって,あまり新鮮味がないというか。

実名登場も話題になっていましたが,それも,それほどのことかなぁ・・・と(←スレているのでしょうね)。
これはこれで良いと思いますが,実名登場を許可する人には,それなりのタイプがあるようにも思われ,出たくないと登場しなかった人々との間にズレがあるのではないか,と。また,カメラがある=話しを聴いてくれる日常的には接しない相手に,あれこれ話すというのは,それだけでハイになると思うのですね。なので,語られていることは”真実”だと思いますが,イコールいわゆる客観的な事実とは限らないわけで*,おそらく,周囲の人たちは,そのズレとそこに付随するご本人の感情や状態に,よくも悪くも振り回されているであろうことを想像してしまうわけです。

なので,”それほどのモノか”というのは,描かれている現実(はもちろん継続している)と絶賛している側(非日常として観ていませんか?)との間に,なんか,ギャップを感じてしまうからかも,しれません。

知ってもらう,ということでは,良い描き方であるとは思います。

* 「事実は,真実の敵だ!」というのは,「ラ・マンチャの男」の名台詞。
 

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ゆずり葉

ゆずり葉 ★★★★★

正直,あまり期待していなかったのですが。
全日本ろうあ連盟創立60周年記念映画,ということで,まぁ,そういう映画だろうと。
いやぁ~,意外と感動作でした。あちこち上映会が実施されていますが,充分,映画館でやれる物語性―「華麗なる一族」もびっくりの展開が終盤に・・・というのは,言いすぎかーがあると思います。

というか,(おそらく)関係者しか来ないような上映会ではなく,映画館でかけるべき,と思うのですが。
手話での喧嘩など,日常を切り取る感じが良い感じでしたし,そうか,音がないとこういうことが起こるのか・・・というのが,映画ならではの描かれ方をしていると思うので,「映画」から入っても違和感ないと思うのですよねぇ。

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2009年10月21日 (水)

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 ★★★☆☆

※書いたのは相当,前なのですが,upし忘れていました。

いえね,悪くはないのですよ。相変わらず,面白く,よくもまぁ,あの長い原作を,うまいことエピソードや登場人物をまとめて,しかも,面白さを削ぐことなく,映画にするもんだと,楽しみましたし。
・・・ヤマさんと蝶野の場面は,原作の方が,断然,良いけど。

ただ。
「原作とは違う展開・ラスト」というのに煽られ過ぎたが故の,期待はずれでした,私には。
もちろん,だからといって,面白さやメッセージの強さが無いというわけでもないのですが・・・やはり,原作の衝撃度が勝りましたかね。

以下,ネタばれ。

続きを読む "20世紀少年<最終章>ぼくらの旗"

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2009年9月17日 (木)

ゲキ×シネ:五右衛門ロック

ゲキ×シネ:五右衛門ロック ★★★★★

ゲキ×シネに外れなし!ですが,そのの中でも,エンタメ度No.1かもしれない。

古田新太,高田聖子等々の劇団☆新感線のおなじみの方々のさすがの活躍。
松雪泰子が,かなり良かった。
メタル・マクベス」に続く,冠徹弥のシャウトがすさまじく。
江口洋介・・・銭形警部(byルパン三世)ですか(^^ゞ
というか,松雪康子は,まさに峰不二子。
森山未來vs川平慈英のタップダンス対決,などなど,見どころ満載。

なのですが。
いろんなところ,例えば,ほぼ日感激団にも書いてありますが,なんといっても,北大路欣也の異様な存在感&目ヂカラでしょう。
周りがあれだけ,歌って踊って動き回っているのに,
歌ってはいましたが,それほど動かないにも関わらず,いや,だからこそ,なのか,あの存在感&目ヂカラ。
いやはや,凄かった。

ゲキ×シネは,それ自体で素晴らしいと思っていましたが,いや,素晴らしいのですが,こぉ~れぇ~は,舞台で観たら,会場中の雰囲気がすさまじいだろうなぁと,舞台を堪能した人が,ちょっと羨ましくなりました。
まさに,♪愛があるんじゃない! という舞台だったのだろうな,と。

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2009年9月 2日 (水)

サマーウォーズ

サマーウォーズ ★★★★☆

夏らしくさわやかな映画。面白かったです。
星5つでも良かったのですが。
・・・実写の方が良かっただろうな,と。OZの中以外はね。

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2009年8月22日 (土)

気になる

■ん~,気になる・・・
原作と違う結末って,いったい誰なんだ”ともだち”???←「20世紀少年」
映画予告編の”ともだち”の声は,ユースケ(サダキヨ)っぽい気がするのだが。やっぱ,第2章ではヨシツネの動きが怪しかったよなぁ。
う~ん,気になる・・・

■きゃ~,気になるぅ!!
書きそびれておりましたが。
龍馬伝の配役が発表になりましたねぇ。いやぁ~,早く観たいぃ~,気になりますぅ!!
誰が語り部(岩崎弥太郎)をするのだろうと,相当,気になっていましたが。香川照之ですか。こりゃ安心,楽しみです。
それよりなにより。武市半平太の大森南朋ですよ! ちょっと”アゴ”のイメージではないですが(『風雲児たち』に出てくる人物は,どうもあのキャラが即座に浮かんでしまって困る・・・),ますます注目度UPになること,間違いなし。なんたって,『竜馬がゆく』の中で私が一番嫌いな人物が武市半平太。その理由も含めて,大森南朋,大期待!! 例えば,『新選組!』でいうところの,芹沢鴨や山南さんみたいに,主役をくう勢いの人気になりそう。

貫地谷しほり,寺島しのぶ,真木よう子,広末涼子,いい配役ですねぇ~。

佐藤健(岡田以蔵)は,どういう役者さんなのか知らなかったのですが,TV版「MW」で観たところ。いいんじゃないですかねぇ,”人切り以蔵”。
大泉洋,”まんじゅう屋”長次郎か(^^ゞ

とまぁ,かなり,すごい! すごい!!だったのですが。

勝海舟=武田鉄矢・・・ってのは,どうなんだ? 金八先生っぽくなったら,すごく嫌。
というか,もう,勝海舟は,野田秀樹で永久欠番,固定にしてほしいです。

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2009.10.21.かなり遅れて,追記
気になることその1
→気にしすぎていて・・・ちょっと期待はずれ

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アマルフィ~女神の報酬~

アマルフィ~女神の報酬~ ★★★★☆

さすが,全編イタリアロケ。映像に重みがありますよね。面白かった。
ですが。
ん~,「交渉人 真下正義」,「踊る大捜査線」(OD1の方ね),「ホワイトアウト」(・・・佐藤浩市の役柄がバレるか・・・)等々を混ぜたみたいな感じで。そういう意味では,たしかにフジテレビ50周年記念なのかもしれません。

それと。
こっちがホンモノで,それはそれは美しいのですが。
おぉ~「魔女の宅急便」!,「紅の豚」!・・・とか思っちゃうのは,ちょっといかがなものかと(局が違うけど)。

でもって。
もし,シリーズ化することがあったら,「男はつらいよ」っぽいよね(テイスト,違うけど)。

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2009年8月20日 (木)

MW

MW ★★★★☆

えっ~っと。感想を書き忘れている間に,何を書こうとしていたのか(^^ゞ
ということで,星は4つに(どういう理由なんだか・・・)。

あぁ,そうだ。
なんだか,『MONSTER』(浦沢直樹)を彷彿とさせる・・・と思ったものの,いやいや,影響の方向が逆だ,と,『MW』の原作本や,『PLUTO』に手を出していたので,こっちを書き忘れていたのですね。

手塚治,恐るべし。

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2009年8月 5日 (水)

あぶあぶあの奇跡

あぶあぶあの奇跡 ★★★★☆

たしかに”奇跡”には感動する場面が多々あるのだが。
とても印象に残るオリジナル曲「With You Smile」は,素敵な曲で,中学校の教科書にも載ったそうです。とか,ニューヨーク公演。とか,そういったことは,やはり”奇跡”なのかもしれないけれども。
そして,年月の積み重ねは”奇跡”ですが。

でも,そこで展開されているような話は,ありふれた日常ではないかな,と。

”奇跡”として感動されるのではなく,”あたり前のこと”になる世の中にしたいものです。

といった目でみると,映画の内容にも,観ている人達にも,ちょっと違和感をもつ場面がないでもないですが,良い実践・映画であることには,違いないです。

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2009年7月18日 (土)

劔岳 点の記

劔岳 点の記 ★★★★★

圧倒的な迫力がある映画。絶対に,劇場スクリーンで観るべし。
パンフレットの写真も美しく,定型サイズ以外のパンフは渋い顔になってしまうワタクシだが,こればかりは,この大きさ,やむを得ない。

『キネマ旬報』の香川照之の連載他で,「撮影というよりも”行”」だとか,監督の暴君(?)ぶりが,あれこれ話題になっていたので,ひょっとしたら,押しつけがましい映画ではないかと思いましたが,全くそんなことはなく。
劔岳他の映像の凄さは大迫力ではあるが,演出はむしろ控え目な印象で。場面展開もスピーディーに感じましたし。2時間強があっという間でした。

成し遂げたことの凄さは,わからん人にはわからんし,だからこそ,わかってもらいたい<<仲間>>にわかってもらうと,これほど嬉しいことはないだろうというエンディング。それに続くタイトルロールも,素敵でした。

劇場スクリーンで観るべし。

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2009年7月 2日 (木)

ディア・ドクター

ディア・ドクター ★★★★★

いじわる(?)視点が冴え渡る,西川美和監督作。さすが。
「ゆれる」よりは,ほっとする笑顔で観終わることができます。
人は,自分が見たいようにしかモノを見ないのだなぁ,まずは,「そのまま」みる・受け取ることは大事だなぁと思いました。

笑福亭鶴瓶は・・・演技をほめるべきか,存在自体が素晴らしいと言うべきか(^^ゞ

パンフレットの作り(カバー)がしゃれています。
川本三郎が文章を寄せていて,なんか,納得しました。

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2009年6月25日 (木)

真夏のオリオン

真夏のオリオン ★★★★★

監督目当てで,絶対に観にいこうとねらっていました。
(アメリカパートは,別の監督が演出なのだそうですが)
篠原哲雄作品に,ハズレなし。
あのスパッとしたラストシーンが良かったなぁ。

監修・脚色の福井晴敏の「亡国のイージス」「終戦のローレライ」は,ちょっと,トンでもな感じもありましたが,「真夏のオリオン」は,なんか,地に足着いた人間ドラマという感じ。倉本艦長(玉木宏)が立派なリーダーすぎる感がないでもないが,しかし,ユーモラスな人間味あふれる堅苦しくない凛々しさが好印象。玉木宏は声が良い!

舞台が戦時中・戦闘モノなのでアレなのですが,日米双方の,相手を尊重しながらの作戦の読み合いが,スリリングでした。回天の活用方法,すごかったですね。

パンフレットに,元日本海軍士官として潜水艦艦長を務めた方が「潜水艦乗りとして,自然に楽しんで受け入れることが出来る内容でした。それはほとんどの潜水艦乗りが観ても同じだと思います。ほんとうに,ありがとう。」とコメントを寄せている。
篠原哲雄監督の「山桜」も,原作者遺族から,同様の好意的なコメントが寄せられていて(両方とも類似作品がいくつかある中で),やっぱり,篠原監督は,素晴らしい!と思うのだが。少なくとも,私は,この監督名の映画であれば,必ずチェックしますが,あんまり表看板にしないのは,なんなんでしょうねぇ。
今回も,監修・脚色の方が,クローズアップされているし。
あとは,玉木宏(←これは,まぁ,当然ですが),北川景子か。

▼篠原哲雄監督作品















▼そういえば,これらの篠原監督作品には大森南朋が出演していたのだった。





▼他,「張り込み」(堺雅人,出演!),「昭和歌謡大全集」,「オー・ド・ヴィ」,「洗濯機は俺にまかせろ」,「君のためにできること」等。


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2009年6月17日 (水)

重力ピエロ

重力ピエロ ★★★★★

「俺達は,最強の家族だ」
そう言う,お父さん(小日向文世),あなたが,最強の人です。

あやうく,見逃しそうなところでした。良かった,見逃さなくて。
何気ない言動の背景には,たいへんな”重力”がある。そんな映画でした。

渡部篤郎,はまり役すぎて,逆に,怖い(^^ゞ

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2009年6月15日 (月)

マー君には夢がない

マー君には夢がない ★★★★☆

タイトルにリンクを貼った公式ブログのほか,こちらでも紹介記事あり。

理念・主張先行型かと,正直,あまり期待をしていませんでしたが,いやいや,なかなか映画・映像になっていて,よろしいのではないでしょうか。
たしかに,”おバカ”な要素はあるので,製作者・製作過程”だけ”に関心がある人は,ちょっと引いちゃうかもしれませんね。まぁ,私は,全然,許容範囲(むしろ,暴力系の方が苦手)。”おバカ”系のネタも,ある意味,「ありふれた奇跡」の脚本を先取りしていたと言え(どっちが先なのかよくわかりませんが)。
ただ,仕方がないのかもしれないですが,雑音が混ざってしまっているのが,ちょっと,聞き取りにくかったです。

いずれにせよ,なかなか注目の映画であります。
全国での上映会も狙っているようなので,若者・就業支援の関係の方々,講演+上映会など,いかがでしょうか。おススメですよ。
(ちょっと褒めすぎかな(^^ゞ )

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USB

USB ★★★★☆

大森南朋と野田秀樹目当てに観にいったので,当初・前半くらいまで,
・・・失敗したか・・・
と思いましたが。
(良くも悪くも,邦画だなぁというテンポと内容で)

終盤の迫力は,なかなかでした。

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2009年6月 9日 (火)

劇場版「ハゲタカ」

劇場版「ハゲタカ」 ★★★★★
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ちょっと甘めの★5つ。
でも,いいんです。土曜ドラマから始まり,原作にもはまり,ずいぶんと楽しませてもらいましたから。

「甘め」という理由は,う~ん・・・原作『レッドゾーン』の方が,私には面白かったかな,と。着地点も,爽快感がありましたし。
小説『レッド・ゾーン』のアカマ自動車内の人間模様も,結構,好きだったのですが(”アカマの内蔵助”とか),劇場版「ハゲタカ」の古谷隆史は,原作バージョンの古谷社長よりはむしろ,”坊ちゃん”赤間太一郎のキャラに近いのですね。小説・原作版の古谷社長は,骨も夢もあるスゴい人で,それを遠藤憲一が演じるということで,楽しみにしていただけに,ちょっと拍子抜け。まぁ,そこまで描いていたら,時間が足りないのは明白ですから。

とはいえ。
原作・小説版の”ダーク”あるいは”ワイルド”鷲津も,ドラマ・映画版の”ストイック”鷲津も,演じている大森南朋さんも,どれもお気に入りのワタクシとしては,もう,存分に楽しめますし。原作・小説にはなかった派遣労働の問題も,うまく取り込んであって良いんじゃないでしょうかね。

塩野治(松田龍平)の登場は,いささか無理がありましたが,それでも,しっかり大事な役目を果たしていましたね。「俺は,あなただ」の台詞は,劇場版では劉一華の台詞ですが(ドラマ版では鷲津・芝野の台詞),治がちゃんと出演することで,とても厚みのある台詞に聞こえます。

にしても。
松田龍平,高野健吾(派遣工の守山)は,『蟹工船』に出演ですか(^^ゞ

そして。
例のフレーズ,「世の中の悲劇には~」,ラストに,はまりすぎ。
こうしてみると,劇場版「ハゲタカ」の主役は,劉一華だったのかもしれません。
(原作・小説の連載時と書籍では,名前が変わっているのは,何故なんだろう?)

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2009年5月19日 (火)

GOEMON

GOEMON ★★★☆☆

う~ん・・・何が言いたいのか(やりたいのか),よくわからん映画でした。
確かに,迫力はありますが。
こっちは,凝った映像つくりゃいいってもんじゃないだろっ,という感じでしょうか。
信長の死の後,というハチャメチ活劇という点では,ゲキ×シネ「髑髏城の七人」の方が,よっぽど迫力があると思われ。
(五右衛門つながりで,「五右衛門ロック」も,実に楽しみ。こっちにも,江口洋介,出演しているのですね。)
すごいCG画面でも,平幹二郎の迫力には,勝てない,というか。
存在感ある俳優陣をそろえているのが,逆に,もったいない。
(いやぁ~,広末涼子,素晴らしい!)

関係ないところでは。
やはり,松竹だと,「ハゲタカ」(東宝)特別予告編は流れないか・・・ちっ。
まぁ,おっ「カムイ外伝」
脚本・クドカン,監督・崔洋一なんだぁ~,楽しみ~が,わかりましたが。

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2009年5月17日 (日)

降りていく生き方

降りていく生き方 ★★☆☆☆

説教くさい武田鉄矢は好きではなく,
(「白夜行」や,ゲスト出演していた「BOSS」の憎憎しい役は,なかなか,と思うが)
また,こぉ~んな感じの映画じゃないかな,う~む・・・と思いつつ,
地元ネタでもあり,見逃さずにすみそうなため,とりあえず,観ておきました。

ある意味,ここまで,予想を裏切らない内容も,なんともはや,です。
”志”があることは,わからんでもないですが,
映像としては,やはり,安易な作りといわざるを得ず。

早く,劇場版「ハゲタカ」で口直しをしよう,と思うのでした。
(その前に。最近,バタバタしていて&「ハゲタカ」に心を奪われすぎ,
 見逃している映画が結構ありそうなので,チェックしないとな。)

まぁ,棚田などの風景は,さすがでありまして,
そういった「景色」をみにいった,ということで。
台詞もねぇ。印象的な台詞はあるには,あるのですよ。
でも,そういった”趣旨”と映像作りは,別のことでして。と,思います。

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2009年5月 1日 (金)

大阪ハムレット

大阪ハムレット ★★★★★

たくましい生活。

一歩間違うと,感動的な,クサい展開になりそうなところ,
なんともいえないユーモアで描いているのが,好感,大。

シェイクスピアは,メタルマクベスといい,懐が深いですね。
「ハムレット」といえば,藤原竜也。(&鈴木杏)
ブレイク前のおぐじゅん(小栗旬)も,そう言えば,出演していたのですよねぇ。

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2009年3月22日 (日)

この自由な世界で

この自由な世界で ★★★★★


ケン・ローチ監督,健在なり。

なのだが。
・・・重苦しい!

今までのケン・ローチ監督作品の登場人物も,決して,品行方正なわけではなく*,ユーモアとたくましさがあったので,その意味では,描く”まなざし”は,変わっていない・健在なのです。
けどね。
虐げられている人が虐げる側に回っちゃう(大状況では虐げられている状況に変わりはないのだが,それが見えにくくなってしまう)というのは,かつて無かったのでは。


・・・どーして,こんな「自由な世界」になっちゃったんでしょう・・・
「ブレッド&ローズ」あたりは,ちょっとヒトゴト感がありましたが。全然,ヒトゴトじゃない状況なのが,また,重苦しく。
アンジーの父親ジェフが言うことは,まさに正論なのだが,「30年,同じ仕事を続けることができた」状況と,”今”の状況は,まるで異なるのである。きっと,見えている「世界」が違う。この辺の”世代論”は,私にも,文句が山のようにある。
が,もはや,その”違い”を言い立てて済むような事態では,ない。
このまま放っておくと,どんどん,おかしな世の中になっていく。

まさしく,
「またしてもケン・ローチのきつい一撃だ。心えぐる映画。」(仏ル・パリジャン紙)

* 羊泥棒してみたり,とんでもない事態を隠していたり:『レイニング・ストーンズ』(それを黙認したのが牧師←最初の設定はソーシャルワーカーだったらしい),工事現場に火をつけてみたり:『リフ・ラフ』等々。

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2009年3月20日 (金)

ジェネラル・ルージュの凱旋

ジェネラル・ルージュの凱旋 ★★★★★

さっすが,”魅惑の微笑みを持つ男”,堺雅人。

”微笑”はもちろん,念願のアレが目の当たりになったときの,呆然としているというか,宿願が果たせたというか,こう,なんともいえない表情には,圧倒されました。
もともと好きな役者さんではあり,堺雅人といえば「ココニイルコト」を押していましたが,「ジェネラル~」は双璧,あるいは,超えたかも。

前作の映画版「チーム・バチスタの栄光」も,構えずに観たら,意外や意外,”社会派”でしたが,「ジェネラル・ルージュの凱旋」は,堂々たる,社会派ドラマ・映画ですね。

パンフレットにも記載されていましたが,
あんたらは,救命救急センターがどうやって回っているのか,誰も疑問に思わなかったのか?
・・・これに,つきますね。
原作のシリーズも,機会あったら,読んでみよう。

ジェネラル”ルージュ”の意味,
リベンジすべく準備を重ねて”凱旋”した時の状況,
もう,素晴らしい!!!

それと,どうでもいいことではありますが。
素晴らしい役者さん達なので,かぶることは,ない!のですが。
でもでも。
堺雅人&山本太郎といえば,「新選組!」での,山南さん&左之助のコンビ。
山南(堺雅人)さんの最期の前の新選組の状況が,あーだったわけで,こっちの救命救急でのセンター長の指導風景等々,なんか,妙に,ニヤニヤしながら,観てしまいました。まぁ,山本太郎は左之助の感じよりも,「バトルロワイヤル」の感じに近いかな?

出演者は,皆,良いですが。・・・貫地谷しほり,恐るべし。

1年の折り返し地点すら,まだ先ですが,今年のMy映画賞の有力候補,です。


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感染列島

感染列島 ★★★★★

泣き顔,日本一,妻夫木聡*

緊張感・緊迫感が,ずーっと続く,張り詰めた映画でした。
切ない・究極の選択を次から次へと迫られる,壇れいが,とても美しかった。
「日本沈没」の大地真央 (鷹森沙織)といい,宝塚出身者の凛々しさが印象的です。

中盤,壇れい演じる小林栄子が,病院スタッフに自発的な協力を求め,じわじわと協力者が立候補する場面等,感動する場面が多かったです。

他,特記事項としては!
病院ロケ地が,よく知っているところだったので,おぉ~と,思いながら,別の楽しみがありました。


* 「天地人」でも,泣き顔・妻夫木の魅力をいかんなく発揮していますが,「ジョゼと虎と魚たち」の号泣シーンも,すごかった。


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誰も守ってくれない

誰も守ってくれない ★★★★☆

くたびれた中年を演じると天下一品,ダンディー・佐藤浩市。

君塚良一が,脚本と監督を兼ねると・・・ちょ~っと,堅くというか,くさくなる気がする。
「踊る」フリークのワタクシは,「踊る」関係の諸々インタビュー記事などをみていると,エンターテイメントを大事にしたプロ集団のチームワークの凄さに,ほとほと,感心するわけです。
が,脚本・監督兼ねると,良くも悪くもその人の色が濃くなってしまうようです。

佐藤浩市,志田未来が良いのは,ある意味,あたり前・期待通り。
柳葉敏郎が,思ったより,とっても,素晴らしかった。

公開に先立って放映された,ドラマ「誰も守れない」も良かったですね。
ドラマの方が良かったかな。

若手実力派女優の中では,個人的には,志田未来よりも,福田麻由子の方をひいきにしているのですが,残念ながら,「ヘブンズドア」は,見逃してしまいました(T_T)

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2009年2月25日 (水)

少年メリケンサック

少年メリケンサック ★★★★☆

おかえりなさい! 宮崎あおい!!

「害虫」「ユリイカ」の印象が強いせいか,世間一般の評価と異なるかもしらんが,
「NANA」で?(ま,可愛いこともできるのね),
「純情きらり」で??(宮崎あおいだけじゃなく,西島秀樹も寺島しのぶも,つまんない使い方をしたもんだ),
トドメに「篤姫」で???(つまらん!←ちょっと古いけど大滝秀治のCMの口調で)と,なんだか優等生的な国民的女優路線で定まっちゃうのか・・・面白くない・・・と,思いかけていたので。
はじけた面白さもあるし,可愛いことには違いないが,宮崎あおいは,ふてくされた,でも,なんだか凄味のある表情がすごいので,良かった,良かった,一本道に行かなくて。

「マジックアワー」は,佐藤浩市なのにコメディ,だったが,
こっち「少年メリケンサック」は,佐藤浩市路線なのに滑稽。
・・・同じようだが,違うのです。

しっかし。
エンディング曲の脱力感で,止めとこうかと思ったパンフレット,つい,勢いで買っちゃいましたよ。
なのに。・・・でかい! じゃま!!←資料類は定型の大きさじゃないと,片付けにくくて,ムカつく(しかし,時すでに遅し)。

最後まで,破壊力のある映画でした。

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2009年2月24日 (火)

チェ 28歳の革命/チェ 39歳 別れの手紙

チェ 28歳の革命/チェ 39歳 別れの手紙 ★★★☆☆

星3つ(5点満点中)なのは,ひとえに,観る側の体調その他の要因ですね。
両方とも,ところどころ,記憶が飛んでいる(・・・zzz)上に,
「~別れの手紙」に至っては,冒頭,5分くらい?見逃しているので,
肝心なところを,ちゃんと観ていない可能性が高い。

う~ん・・・字幕がダメなのか?
Myベスト3映画の中に「大地と自由」が入っているくらいなので,この手の映画は嫌いじゃないはずなのだが。
もうちょっと,余裕のある時に,再見したいものです。

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2009年2月14日 (土)

20世紀少年<第2章>最後の希望

20世紀少年<第2章>最後の希望 ★★★★★

映画としては,決して短くはないのだが,よくもまぁ,あの長編原作漫画を,無理なく映画に収まるようにまとめたものである。
そして,しっかり楽しめる。第1章の感想と重なるが,まぁ,あっぱれとしか言いようがない。

カンナは・・・黙っていれば・画だけであれば,悪くないんじゃないでしょうか。
春波夫=古田新太,予想通り,登場するだけで,笑える。
他,キャストがみなはまっていて,素晴らしいのは,期待通り・期待以上。
予想外に良かったのが,小池栄子=高須。いやぁ~,あんな良い感じになるとは,意表をつかれました。毎日新聞映画賞受賞の「接吻」を見逃しちゃったのですが,しまったなぁ~。

で。原作と映画では,結末,”ともだち”が異なる,との前情報なのですが。
以下,ネタばれ,含む。

続きを読む "20世紀少年<第2章>最後の希望"

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2009年1月25日 (日)

毎日映画コンクールについて

なかなか渋い選択をする毎日映画コンクールですが。
第63回(2008)の受賞者が発表されました。

●納得
日本映画大賞「おくりびと」
男優主演賞:阿部 寛(青い鳥、歩いても 歩いても)
男優助演賞:堺 雅人(アフタースクール、クライマーズ・ハイ)

●くぅ~,見逃し,残念。
日本映画優秀賞「ぐるりのこと。」
外国映画ベストワン賞「ダークナイト」
女優主演賞:小池 栄子(接吻)
男優助演賞:堺 雅人(ジャージの二人)

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青い鳥

青い鳥 ★★★★★

情報発信していると,よいことを教えてもらえる。
この映画も,最近では,年賀状つながりが続いている方から,「なかなかだった」と教えてもらった。

人によって,表現方法は様々であること,
表面的な「反省文」のくだらなさ,むしろ,しこりを残すこと,
そして「本気」の大切さ,
それを,直球勝負で,伝える映画でした。

といった内容だけに,説教調や押し付けがましくなりそうなところを,
静かな,しかし,力強い描き方で,とても好印象でした。
この映画が初監督の中西健二監督は,篠原哲雄監督作品他の,
助監督を経た方なんですね。納得。

にしても,なんといっても,阿部寛!
いや~,侮れないわ,と思っていたら。
毎日映画映画コンクール,男優主演賞,おめでとうございます。
納得,です。

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2009年1月18日 (日)

K-20 怪人二十面相・伝

K-20 怪人二十面相・伝 ★★★★☆

リアル・ルパン三世(^^ゞ
もし,ルパン三世の実写があるとしたら,銭形警部は,益岡徹で決まりではなかろうか。
といった世代?のスタッフなのかと思いきや,そうではないみたいですが*
佐藤嗣麻子監督は,「アンフェア」の人だそうで,納得。
音楽,カッコいいな,と思っていたら,「ハゲタカ」の佐藤直樹でした。

 * 追記(2009.1.25.)
   毎日新聞(2009年1月22日)に,佐藤監督のインタビュー記事があり,
   ルパン三世「カリオストロの城」のアクションを参考にしたとありました。
   やっぱり。

松たか子は,とっても美しく,三谷幸喜言うところの「育ちのよい野生児」振りを発揮して,そういう魅力全開ではありました。ただ,やはり,「松さんは生粋のお嬢様」「”良家の子女のたしなみです!”を嫌味なくいえる」というイメージがキャスティングの決め手だったようで。
それはそれで,よろしいのですが,映像関係者の方々には,ぜひぜひ,ゲキ×シネ「メタルマクベス」あたりの,突き抜けた無邪気な狂気のオーラを発散する凄さをもっている女優・松たか子の魅力を,もっと,存分に描いていただきたいものです。

架空の町という設定は,面白い設定ではあるが,「第二次大戦が回避され,極端な格差社会が生まれ」というのは,ちょいとひっかる設定ではあるものの。まぁ,極上エンターテイメントではありますね。

で,以下ネタばれ。

続きを読む "K-20 怪人二十面相・伝"

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2009年1月10日 (土)

ハッピーフライト

ハッピーフライト ★★★★☆

おバカ映画(褒め言葉)の巨匠, 「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」矢口史靖監督作品ということで,注目していた「ハッピーフライト」。
という期待からは,ちょっと,感じがかわったなと思いましたが,楽しめました。

感じがかわったように思ったのは,密室劇だったことや,出演者の顔ぶれのせいでしょうか。
出演者,本広監督の諸作品や,「時効警察」や,「運命じゃない人」主演の人等々,なかなか味のある濃い?人達をそろえておりました。

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2009年1月 3日 (土)

2008年My映画賞

2009年,あけてしまいました。
結構,見逃した映画もあるのですが,数えてみたら,2008年は(2007年12月1日~2008年11月30日),43本の映画を劇場で観ていました。

で。
2008年まるさと映画賞は,「アフタースクール」に決定
次点:「闇の子供たち」

今年も,映画(他)を楽しみたいです。
まずは,劇場版「ハゲタカ」への期待で,ワクワク・・・しすぎで,他のもの,見逃さないようにしないと。

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2008年12月 7日 (日)

トウキョウソナタ

トウキョウソナタ ★★★★☆

不思議な趣のある映画。
中盤,そのまま×××になっちゃうのかと思いきや,もどってくるのですが,そこがまたシュールかも。

パンフレット(等)読むよりは,「映画を観れば,わかること。」

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2008年11月27日 (木)

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 ★★★★★

これ以上ない,ぴったりなタイトル,容疑者”X”の”献身”。
予想以上に,素晴らしかったです。
特に,すべて計算どおりにコトが進んでいながら,最後の最後に,”計算外”のことに直面したときの石神のくずれっぷりを演じる堤真一の素晴らしさ!!
主演の福山雅治の影が薄くなるってもんですが,しかし,その実は存在感がある影の薄さ(ほめ言葉)が,また,良いのかも。大河ドラマ「飛龍伝」の主演が決まっている福山雅治ですが,演じる坂本龍馬も,案外,自身が存在感を発揮するというより,周りを受け止めながらという役回りのような気がします。ますます,楽しみになってきました。

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2008年11月24日 (月)

蟹工船

蟹工船 ★★★★☆

ま,観たぞ,ということで。

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2008年11月13日 (木)

おくりびと

おくりびと ★★★★★

当初,ノーマークだったのですが,あまりの評判の良さに,話題についていこうという程度で観にいったのですが。
評判どおり,とても良質な映画でした。
小林大悟(本木雅弘)の最初にもかかわらずハードな仕事から帰宅後の”鳥なべ”と,その後のクリスマスにチキンをかぶりついている対比だとか,ラストの死を扱う同業者(?)の姿勢の対比や,そして”生”と”死”の対比など,映画の時間ならではのとても良い流れで,しみじみ・じわじわとした感慨を得る映画。

なんといっても,主演・本木雅弘の"納棺師"としての所作の美しさ。
職業にまつわる”差別”1)も描かれていることの一つですが,それを吹き飛ばすだけの美しさがある。
その美しい動きを,エンドロールでたっぷり見せる・魅せるのも,しゃれている,と思ったら。そっか,監督・滝田洋二郎ですか。「陰陽師」でもエンドロールで,野村萬斎の舞をたっぷり見せていましたね。

本木雅弘は,あれだけ整った顔立ちでありながら,困った顔・当惑した顔も,全くもってなさけないという,おそるべき役者2)さんだと,感嘆した。『坂の上の雲』は,未読なのだが,こりゃ,来年に備えてしっかり予習しとくかな。
笹野高史も,好きな役者さんなのですが,「武士の一分」等での日本アカデミー賞最優秀助演男優賞以来,”ちょっと気になるバイプレーヤー”としての登場の仕方が,鼻につくのではあるまいか。もっと,今までどおり(?),フツーにさりげなく出演している方が,味がでると思いますが,どうでしょう。

1) 妻・小林美香の,「汚らわしい」→「夫は納棺師なんです」の変化を演じる広末涼子が,また,良い。ホント,良い女優さんになったと思う。
2) ジャニーズ,恐るべし。同系列での後続は,岡田准一でしょう,やっぱ。間に木村拓哉なのかもしらんが,何を演じても”キムタク”に見えてしまうので,私はその系列には位置づけない(「武士の一分」は,なかなかだったが,ふと,「スマスマ」になっている場面があったりするのだよね)。

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パコと魔法の絵本

パコと魔法の絵本 ★★★★★

もう,見逃しちゃったかと思いましたが,なんとか間に合った。
「下妻物語」を映画館で見逃して,DVDで観たものの,自宅の小さな画面だったことを激しく後悔し,中島哲也監督作品は(も),映画館のでかい画面で観るべし!
という期待にたがわず,作りモノも,あすこまでいけば,立派である。よくよく振り返れば,物語はベタなわけで,その按配がまた,絶妙。

この人がでているならば,このドラマ・映画を観ようかな,の一人が,国村隼なんですけど。そーゆー役なんですか,いやぁ~ん!?,と思いきや,意外や意外,女装,結構,お似合いでしたね。
上川隆也も,「わるいやつら」の悪役はイマイチだったし,品行方正好人物というのばかりもどうなんだ,という気がするので,”パコ~”の良い意味での小劇団出身らしいふっきれた・すっとんきょーな感じのお医者さんは良いですね(「猟奇的な彼女」は,ちょっと,こっちに近いか)。知り合いに,「この人,もうちょっと小奇麗にすれば,上川隆也に似ているのになぁ」という人がいて(小奇麗なときもあるのだが)。”パコ~”では,上川隆也が小汚かったので,やっぱり,某知り合いは,上川隆也似だということが判明。
阿部サダヲは,もはや書くまでもなく,ハマリすぎ。







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2008年11月 9日 (日)

闇の子供たち

闇の子供たち ★★★★★

今年のまるさと映画賞候補*
MYチェックから外れていたのですが,とある方から教えていただき,いやぁ~むりくり観に行ってよかった。

なかなかの衝撃作であることには違いないです。
題材的には,TVドラマ「リミット」を思い出しました。

私は,ケン・ローチ監督作品がとても好きなのですが,そういう作品,つまり,いわゆる”社会派”でありながら,声高な主張を前面に出すのではなく,日常的な”まなざし”から描くことで,かえって”社会問題”が浮き彫りにされ,普通の人たちが抱え込んでしまう矛盾ややりきれなさ,その一方でのささやかな希望のようなもの(人や生活は続いていくわけですから)を描くタイプの映画は,日本映画では,難しいのかな,と思っていたのです。
そんなことはありませんでした,というのが,この「闇の子供たち」。

江口洋介は,チャレンジングな役でしたね。
佐藤浩市は,こういう役を演じさせたら,やはり天下一品(そりゃ,「ザ・マジックアワー」も良かったけどさ)。
また,鈴木砂羽演じる母親が,素晴らしかった(連続ドラマ「だんだん」の母親役も良いですね)。
NGOで働く宮崎あおい演じる女性は,”大学で社会福祉を学んだ”という設定ですが,臓器移植を望む患者(こども)の親のところで見せる姿勢は,社会福祉(特にソーシャルワーク)的には(も)大NGですから,念のため。新聞記者に窘められていたけど(当たり前じゃ),ああいうのは,面接場面での悪い例の典型ですね。

内容としては。
技術的に解決できることと,社会的・倫理的に現実可能かどうかは,別問題だということ。
医療・科学技術を否定するわけではありませんが,その領域に果たして踏み込んでいいのかどうかという技術の側面があると,私は思う(それが,鈴木砂羽演じる母親の痛切な叫びへの解決にはならなくても,よりそうことはできると考える)。
印象的,というよりも,心につきささる場面や展開はいくつもありましたが,売春宿で働く若い男性が,一斉検挙で連行される時の妙にほっとしたというか,さっぱりとしたというか,そんな表情が,この映画で描かれているいろんな”問題””矛盾”を象徴しているように思いました(おそらく,彼にとっては,刑務所の中の方が平穏なのでしょう)。

* 対立候補が「アフタースクール」なので,比較不能という気がしないでもない。

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グーグーだって猫である

グーグーだって猫である ★★★★★

小泉今日子は,ホント,素敵な女優さんになりましたねぇ。
その根拠として,おススメなのが,「風花」と「空中庭園」。






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ゲキ×シネ:メタルマクベス

ゲキ×シネメタルマクベス ★★★★★

いよっ! 待ってました!!と,絶対に見逃してなるまいかと,がっちり予定に組み込んで映画館に行きましたとも。

いやぁ~,予想にたがわず,松たか子,素晴らしいgood
もちろん,主演の内野聖陽も,良かった。
例えば,有名な,マクベス夫人の「(手を)洗っても,洗っても,きれいにならない」場面,狂気の迫力がすさまじかったです。
松たか子に限らず,失礼ながら,松本幸四郎一家は,TVドラマ方面に関して,もうちょっと,自らの魅力とすごさを発揮できる作品を選ぶべきだと思う。
宮藤官九郎らしい”お遊び”というか,野田秀樹を彷彿とさせる気もする”言葉あそび”が,なかなかよろしく,クドカンがよくやったというべきか,シェークピアの懐が深いというべきか。


印象に残ってしまい,たまに,ふとした拍子に,頭の中で流れてしまうのが,上條恒彦&(さだまさし似の)森山未來親子が,部下からの報告を受けている場面。”メタル”音楽の中に,突如,”正調ミュージカル(?)”調の歌を,上條恒彦が朗々と歌い始めるのが,なんだかすごかった(森山未來の”演歌”もスゴかったが)。
そういや,上條恒彦は,「ラ・マンチャの男」の牢名主・宿屋の主人でしたね。

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歩いても 歩いても

歩いても 歩いても ★★★★☆

映画で描かれている中では,事件らしい事件もおこらないのですが。
ある意味,事件は,既に「起こってしまっている」。
「起こってしまっている」コトが,終わっているようで,終わっていない。
そんなことが,日常に滲み出ている秀作。


樹木希林演じる母親が,怖かったです。
監督・是枝裕和,オトナの映画になったなと。
また,阿部寛は,本当に渋い俳優さんになりましたね。阿部寛&夏川結衣といえば,「結婚できない男」ですが,観ている間は,すっかり,忘れていました。役者って,スゴイ・・・

また,冒頭の場面はじめ,「お母さん」がつくる料理がおいしそうだった。

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2008年9月 7日 (日)

お見事!:20世紀少年

20世紀少年 第1章 ★★★★★

ついに公開、本格科学冒険”映画”「20世紀少年 第1章」。
いやぁ~、人間の可能性ってのは、すごいですねぇ(大げさだが)。


アノ原作漫画を、どう、映像化するんだろう?と、誰もが期待と不安でいっぱいだったのではないかと思いますが、やればやれるんですねぇ。”完コピ”を目指しただけあって、おぉ~、あの画面が実写で!、という驚きもありつつ、堤監督らしいリズムにもなっており。
オッチョが久々に帰国して、うさぎの着ぐるみのケンヂと、話しながら渋谷を歩いている図も、原作漫画でも、なかなかシュールな場面でしたが、映画でも、「ケイゾク」等での、なんとも言えない間がたまらない堤監督ならでは。キャストも、ちょっとだけ出演の人も含めて(例えば、コンビニバイトの池脇千鶴とか)、ハズレがないが(今のところ)、”堤監督”というのが、まずは大成功、ですね。

いくら3部作にするとはいえ・・・どーすんだ、あの、長編?
というのも、オープニング早々に、海ほたるから始まる展開なんか・・・さすが考えましたね。
原作と違う展開が映画版には用意されているそうですが、あれこれ詮索せずに、2章を楽しみにしよっと。

どーでもいいが、公式Webページ、開くのに、エラい時間がかかるのだが、これは、単に”重い”だけなのか、アクセスが多いからなのか?
さらにどーでもいいことだが、前々から、森山未來はさだまさしに似ている、と思っていたけど・・・やっぱり似ている(と思うのは、私だけ?)。

ひとまず、このへんで。

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ふるさとをください

ふるさとをください ★★★☆☆

・・・まぁ、よろしいんじゃないでしょうか。

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おそいひと

おそいひと ★★★★☆

星5つにしてもいいのですが、好きなタイプの映画ではなかったので。
例えば、塚本晋也「バレットバレイ」みたいな感じ?

といった、バイオレンス系・ガチャガチャ系は、苦手なので、それを差し引くとしても。
”福祉系”っぽくなく、設定・ストーリーは確かに衝撃的かもしらんが、ある日常の一面を描いているのは、よろしいのではないでしょうか。

ただ。野暮と思いつつの懸念としては。
世情が殺伐としていて、嫌な感じの”悪意”が、ヒタヒタと広がっている今日この頃(例えば、障害者に対して、働かずに年金をもらっていてズルい、と言われる…)、ちょっと誤解を生じかねない部分はあるかなぁという気はする。
2000年に撮影、2004年に完成、その後、物議を醸して公開されず、とのことだが、”時期的なこと”が、観る側に与える影響は、ちょっと考え込んでしまうものがある。

とはいえ。
「コロスゾ」に至る心情やその背景の日常生活は、よく描かれているように思う。
その意味では、「なぜ、こんな映画を撮ったのか理解できない」というコメントの方が、私には理解できないが、一方では、世間一般的にはそうなのかも、とも思う。
理解できなくても、せめて、想像して欲しいし、そうさせるだけの映画の力はあるように思った。

・・・ま、一般ウケするようなタイプの映画ではないでしょうが。

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純喫茶磯辺

純喫茶磯辺 ★★★☆☆

悪くはなかったと思いますが・・・感想を思い出せない(^^ゞ

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崖の上のポニョ

崖の上のポニョ ★★★★☆

賛否両論、という評判でしたが、私は、好きですね、ポニョ。「もののけ姫」よりも。
アノ耳から離れない♪ポ~ニョ、ポニョ、ポニョ、の主題歌が最初ではなく、
一瞬、映画館、間違ったかと思いましたが(と、思ったのは、私だけではなかった)。
ラストも、あっさり主題歌が終わっちゃったのは、残念。

実際に水害に合った人が観ると、どうなのかなぁ~と、思わなくもない。
とはいえ、絵がきれいで(緻密に描けばいいってもんじゃないことが判明)、楽しく、あんまり、メンドーなこと、考えなくて、いいんじゃないですかね。


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2008年7月31日 (木)

実録 あさま山荘への道程

実録 あさま山荘への道程 ★★★☆☆

う~む・・・(無言)。
ナレーション、セリフが、呪文のようです・・・

あさま山荘三部作(?)、「光の雨」「突入せよ!「あさま山荘」事件」なんかも、とりあえずは、観ている者ですら、わけわからん・・・と思うので(両作品、同時代の方からは批判的に受け取られているようですが)、もっと若い世代に、果たして、伝わるのでしょうか?

「光の雨」同様、閉じられた集団の怖さは、つくづく、恐ろしかったですが。

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2008年7月26日 (土)

う~む・・・:靖国

靖国 ★★☆☆☆

今年(上半期)の、最も話題となりそうな「靖国」。妙な騒がれ方をしているけど、実はそんなに面白くないのでは(ヘタすると駄作では?)とすら、思っていた事前の予想に反して、かなり、よい感じではあった。
かなりの部分は、ドキュメンタリー・記録としての凄さと面白さ(不謹慎かもしらんが)を感じ、一連の騒動は、騒ぎすぎでは、と、思わなくもなかったのです。
たぶん、同じ映画の感想とは思えないほど、ものすごく感想の内容や、評価が分かれるんだろうな、でも、その受け止め方の幅を許すのは、「事実」「実際」を描いているからだろうな、と、好印象でもあった。
この段階で終わっていたら、たぶん、★4~5にしたと思う。

ただ、刀匠のおじいさんが、私には、監督に対して”どうせ、あなたに話しても、わからないでしょう”的な態度で接しているように見えたのが、ちょいと気にはなっていた(ので、監督の質問には、あまりまじめに応えていないというか、笑ってごまかしているというか、そんな感じ)。

が。
その、気になっていたところが、ああいうつながり方で、”靖国(神社)の”ドキュメンタリーではない、映像の切り貼りにつなげられるとは、おっと、びっくり、である。

「休みの時には、何(どんな音楽)を聞いていますか」という、監督の問いかけを、
「靖国の時には、何を聞いていますか」と、とらえ違いをしてしまった刀匠が、
その勘違いからなのか、たまたま直ぐ手元にあったのがそれだったからなのか、よくわからないが、昭和天皇のテープをかけてから以降のラストまで、あれは、やはり、”靖国(神社)の”ドキュメンタリーでは、ない、と思う。
背景を描きたかったから、ということは言えるかもしれないけど・・・う~む・・・

ということで、この映画について、クレームをつけた側も、そりゃ、文句をつけたくなるだろうよ、と。
その理由が正当かどうかについての判断・評価は、分かれるとは思うが。

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2008年7月10日 (木)

原作モノの難しさ:クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ ★★★☆☆

前評判もよく、予告編もワクワクするもので、ものすごく楽しみだったのですが・・・
ガッカリした、というほど酷くはなく、例えば、山のシーンは、さすが映画のスケールで(TVドラマ版と比較して)、当初、星4つかな?と、思ったものの、一晩、眠ってから考えが変わり、星3つに(という意味では、正確には、星3つ半)。

どうして評価が下がったかというと。
やっぱり、クライマックスの、悠木が辞める/辞めないの理由・原因は、アノ投書を載せたことによる騒動(原作及びTVドラマ版も踏襲)ではなく、スクープを逃したこと、という設定の変更は、ちょっと、なんだか、違う・・・と、思ってしまったため。
原作どおりにしなきゃ許さん!というほど、狭い心ではないつもりですが(時間的制約が、どうしてもあるので)。
だったら、神沢、亡くなる必要なかったんじゃ・・・とか、思ってしまいました(この変更は、なかなか、考えたな、と思ったもので)。

とはいえ。
複数エピソードを、うまい具合に、一人に集約させたり(例:女性記者)、なるほどねぇ、こうきましたかという場面も多かったものの、どうも、原作とTVドラマ版との違いが気になり。違いが気にならなくなるほどの、圧倒感までには、至らずってとこですか。

結局、原作が、素晴らしくよく出来ている、ということが、逆によくわかる結果となったようで。
原作モノ、難しいですね。

「金融腐食列島」では、”改革派”だった役者さんが、「クライマーズ・ハイ」では、”亡霊”側になったのが、感慨深いものが。
堺雅人、まさに”魅惑の微笑み”を持つ男(「どこへ行っても、俺たちの日航のデスクは、ゆうさんですから」の名台詞がなくなったのは、個人的には、残念)。
スクープまでの段取りをしに行く場面は、面白かった。

それにしても。
どうして、悠木が(今回は)現場に行くのをやめるに至ったエピソードは、TVドラマ版も映画も、省かれちゃうのか。個人的には、かなり好きなエピソードなのだが。画になりにくいのか。映像を作る側が、こういった立場に共感しづらいのか。単純に、時間的な制約なのか。
まぁ、いいんですけど。

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2008年7月 4日 (金)

日本の美しさ:山桜

山桜 ★★★★★

「ザ・マジックアワー」のように、やたら、監督の存在が前面に出ている映画、監督もあるが。
一般的には、あんまり名前が目立っていない気もしますが(そうでもない?)、私の最もお気に入りの監督が、篠原哲雄監督。その監督の今年公開の作品で、近所で観れるのが、「山桜」であれば、これは、なんとしても観ねばなるまい。

で。
篠原監督は、ほんと、心に染み入る映画をつくるものだ。
(ラスト、一青窈の歌の使い方は、まぁ、ビミョウ~な気がしないでもなかったですけど。)

藤沢周平は、原作は読んだことがないものの、原作映画は、「隠し剣 鬼の爪」を見逃した以外は、「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」「武士の一分」を観ていますが、「山桜」が一番、良かったな。山田洋次監督作品のように、現代的視点での説教くさい台詞も出てこないし。

山桜を中心とした、四季の景色も美しいですし、何より、登場人物の所作が、ゆったりとしていて、実に美しい。
だからこそ、農村の惨状が、際立つ。醜い行為をする人々の醜さが、くっきり描かれる。

田中麗奈が、予想に反して、時代劇、違和感なかったですね。

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隠し砦の三悪人

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS ★★★★★

こっちは、オリジナル版を知らないのですが。
冒険活劇、案外、楽しめました。

阿部寛は、もう、”阿部寛”としかいいようのない、存在感がありますね。
意外とよく、見直したのが、長澤まさみ。正直、今までは、いいな、と思ったことがなかったのですが、例えば、最後の表情が”姫”でないと、物語がぶちこわしになるので、その点、なかなか、凛々しく、よい感じだったのではないかと。

ちょっと出演の、古田新太さんと生瀬勝久さんが画面に一緒にいると、なんか、笑えるのだが。
脚色が、中島かずきと聞いて、あ、なるほど、と。
脚色は、確かに、適任ですね。
ゲキ×シネの前売りが発売になっているのだよな。忘れずに、チェックせねば。

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2008年6月20日 (金)

最高傑作!:ザ・マジックアワー

ザ・マジックアワー ★★★★★

確かに、三谷幸喜監督の最高傑作!(現時点で)。
前2作は、正直、(監督自身による)前宣伝の方が、面白かったんじゃないのかい?(映画自体も、けして、つまらなくはなかったが)、という感想を持ちましたが。
今回は、ホント、思わず、笑い声を出してしまったところが何箇所も。
特に、拍子抜けしたかと思いきや(妻夫木聡の呆けた顔が、見事!)、怒涛の展開になるラスト近く、最高でした。
アドリブ封印した西田敏行、ラスト10分はアドリブ解禁と、パンフレットで読み、噴出してしまった。
それと。浅野和之ですよ。忘れかけていただけに、その登場には、あぁ~ぁ!!! でした。
(三谷幸喜さん、しっかり、恩返ししましたね*

それにしても、キュートなのが、深津絵里。いやぁ~、もう、とっても素敵。歌声も、キュート。
鈴木京香の白黒画面も、美しい(うっとり)。

新境地開拓、とされていた佐藤浩市は、「陽気なギャングが地球を回す」で、”口から先に生まれた男”を先に観ていたので、それほどのインパクトはなかったですが、あんな渋い佐藤浩市が、見事にくたびれた三流役者になっているのは、さすが、でした。
”デラ富樫”・・・目張りが、まるで、ゴルゴ13のよう。変装を脱ごうとするのが、まるでルパン3世(^^ゞ そして。例の”ナイフなめ”。笑わずにはいられない。

笑いの中にも。
村田大樹憧れの俳優との会話が、しみじみとさせました。
(この、「笑いの中にも」という部分が、前2作では、ちょっと、唐突な感じがしたんですよね。)

あぁ、面白かった。

* 突如、主演の病気により降板となり、その代打を見事、果たした浅野和之さんについては、『ありふれた日常2 怒涛の厄年』に詳しい。

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2008年6月15日 (日)

そんな展開が:アフタースクール

アフタースクール ★★★★★

いやぁ~、期待通り・期待以上に、面白かったです♪

「運命じゃない人」も、えぇ~、そういうことだったわけ!?の展開がてんこ盛りでしたが、「アフタースクール」も、負けず劣らず。役者さんたちが、軒並み、”有名人”になったので、どうだかなぁ・・・と、ちょっと心配だったのですが、なんのその。
さすが、”実力派”、そろえただけ、ありますね。

2度目に見ると、また、違うのでしょうが・・・観るヒマはないな、他にも、あれこれあるし。
でもでも。
何がすごいって、無理がないよね。ふつーに聞ける台詞が、あぁ、ホントは、そういう設定・背景で言っているのね、と、違う意味が後でわかるのだが、ほんと、無理やりじゃない。

といっても、なんのこっちゃ?でしょうが、書くだけ野暮なので、気になる方は、ぜひ、観ましょう。

他、特記事項
●フクベイ(=佐々木蔵之介、「20世紀少年」)、とっても楽しみです。
●堺雅人、今年度の助演男優賞、有力候補(「クライマーズ・ハイ」への期待と、「篤姫」での好演で)。

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2008年6月 5日 (木)

4ヶ月~

4ヶ月、3週と2日 ★★★★☆

・・・怖い映画。

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2008年5月22日 (木)

相棒-劇場版-

相棒-劇場版- ★★★★★

いやぁ~、面白かったです。
テレビシリーズ等、全く、マークしていなかったのが悔やまれました。
(直前に再放送?されていた、プレシーズン?を、ちらっと見た程度)
といったように、シリーズをまるで把握していない私でも、かなり楽しめました。
きっと、ファンの方には楽しめる小ネタも、いろいろとあるんでしょうね。

本格ミステリー、硬派な社会派。
冒頭、アジア?のどこかを軍隊が・・・という場面は、なんか、似たような始まり方を、最近、どっかで観たぞ・・・、そうか、「L」か、と思って、ふ~ん・・・と、少々、冷めて観はじめましたが。
「L」が、かなり荒唐無稽であるのに対して、「相棒」は、現代日本社会への批判も、嫌味なく含んでいて、なかなか見ごたえがありました。

また、出演者が、みな、豪華&力演。
シリーズから観ている者ではないので、「右京さん、キャー」ってな感じではないのですが、そう騒がれるのも、納得、でした。
なんといっても、西田敏行でしょう。コメディが多い印象がありますが。いやはや、スゴイ役者さんです。
あと、木村佳乃の凛々しさが良かったです。木村佳乃、シリーズの方にも出ているのか、観てみたいものだ。

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2008年5月 8日 (木)

おぉぉ~

久々に、映画「20世紀少年」のWebページを覗いてみたら。
予告編が新しくなっている!
近々、映画館でもみれるのだろうか。楽しみ~♪

楽しみな予告編といえば。
「クライマーズハイ」の予告編もねぇ、いい感じなんですよね。
佐山(=堺雅人さん)がねぇ、特にねぇ。ワクワク。

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2008年4月29日 (火)

スケールでかい:モンゴル

MONGOL モンゴル ★★★★★

まさに英雄譚。観るなら、大スクリーンでの大迫力で観るべし。

ただ。
スケールでかいのはいいのだが、なにも、パンフレットまで大きくしなくても・・・
困るんだよなぁ、規格外の大きさのモノは(内容が伴ってりゃ、まだ、いいんだけどさ・・・)。
そういや、浅野忠信主演の「風花」(ん? 主演は小泉今日子か?)のパンフレットは、小さいほうで規格外でしたな。

それと。映画とは関係ないのだが。
最寄の映画館、サービスデーがほぼ無くなり(ファーストデーは残ったようだが)、ポイントサービスも無くなったのは、非常~~に、痛いcrying

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2008年4月28日 (月)

うた魂(たま)♪

うた魂(たま)♪ ★★★★☆

かなりクサイ話しではあるのですが。
・・・意外と、かなり、良かったです。ラストの大合唱など、映画の力、って感じ。

薬師丸ひろ子、実にハマリ役。彼女だからこそ、の、場面がいくつか。

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2008年4月25日 (金)

グミ・チョコレート・パイン

グミ・チョコレート・パイン ★★★★☆

いや、面白かったのですが。
ヒトサマに、おおっぴらに勧めにくいというか、誘いにくいというか(^^ゞ

おバカ映画(←褒め言葉)には違いないですが、映画冒頭でナレーションにも挙げられているが、確かに、「ウォーター・ボーイズ」「スィングガールズ」がA面だとすると、こっちは、B面?

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2008年4月24日 (木)

Sweet Rain 死神の精度

Sweet Rain 死神の精度 ★★★☆☆

3つの物語の連作となっており。
・・・3回もの(あるいは4回くらい?)のテレビドラマが良かったのではないかな、と。

「特別じゃないけど、大切なこと」
というセリフは、素敵ですね。


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2008年4月15日 (火)

全然大丈夫

全然大丈夫 ★★★★★

やっぱり、感想は、直ぐに書かないと、ダメですね。
何か書くネタはあったんだけどな・・・これまた、後ほど。

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事実の重さ:ひめゆり

ひめゆり ★★★★★

最初の5分ほどを見逃した(・・・遅刻した)のが、実に悔やまれます。
事実の重さを後世に伝えるには、このようなドキュメンタリーでなければ、描けないですね。

後ほど、また、書き足します。

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2008年3月23日 (日)

縮図:三池、終わらない炭鉱の物語

三池、終わらない炭鉱の物語 ★★★★☆

日本の縮図だなぁと。
”記録”として優れているな(複数の立場の人々のインタビューが撮れている)、よくできたな、と思ったら、パンフレットによると、行政も関わっているのですね。なるほど、と、思う反面、よくぞ、ここまで踏み込んだなと感心もし。

ただ。
ドキュメンタリーなのだから、無いものねだりなのですが、興味深い発言とはいえ、インタビューが続くと・・・ちょっと単調なんですよね。映像を観ているというより、講義・講演を聴いているような。同じ内容ならば、文章でじっくり読みたいというか。
ま、仕方ないのですけど。・・・でも、「ヨコハマ・メリー」のような意表をつく好例もあるからなぁ。

といったことを考えると。
「事実を述べることが、必ずしも”真実”を語ることではない」と、三谷幸喜がエッセイで、『風雲児たち』のとあるエピソードや、「事実! それは、真実の敵だ」という、「ラ・マンチャの男」の台詞を引いて書いているように(同趣旨のことは、他のエライ人も書いている・言っているのかもしれませんが)、
フィクションだからこそ、逆に、リアルな事実(あるいは”真実”)が描けるのかもなぁ、でも、日本では「三池~」のような題材・テーマを、しっかり映画(フィクション)で描いてくれそうな人が思い浮かばないなぁと、思ったのでした。
ケン・ローチは、得意そうですけどね、この方面の内容(実際、たぶん未見だけれども、炭鉱?ストライキの映画があったハズ)。

【追記】2008.3.30.
どうせだったら、企画モノの中で、観たかったな、と、ちょっと損した気分。

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青空のルーレット

青空のルーレット ★★★☆☆

安易なサクセスストーリー・ハッピーエンドではないのが、好印象でしたが。
ま、ベタといえば、ベタな”青春モノ”ですね。

それにしても、侮れないのが、貫地谷しほりである。
(あぁ~「ちりとてちん」が終わってしまうぅ~~~crying
意外とスタイルが良い(事務員制服)のも再認識だが。
そんなことより、「ちりとてちん」もそうだが、けして強烈な印象ではないのに、周りの登場人物を立てつつ、しかし、主役らしい存在感は、しっかりとある。
・・・これって、実は、かなり、凄くないか?
タイプとして近いのは、深津絵里かな(好きな女優さんの一人)。
地道に長く、頑張ってもらいたい。今後に、大期待。


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2008年3月20日 (木)

東京散歩も味がある:転々

転々 ★★★★★

星4か5かで、迷ったのですが。
直感的には、星5であったものの、こういう小ネタ・脱力系に、どうかなぁと思いつつ。
・・・しかし、ふと、やりようによっては、かなりシリアス・深刻にもできそうなのに、あの雰囲気にしたのは、実はかなりすごいことなのかも、と、この評価に。

いろんなところで褒められているだけあって(例:『キネマ旬報』助演男優賞)、三浦友和が、よい味をだしております。

東京(といってもイメージの幅がありますが)も、住んでいるときに、もっと”散歩”しておけばよかったな、と思いました。

「時効警察」のアノ人がアノ役名のままでてきたり等々、小ネタが、おかしくて、しょうがない。
岩松了がでてくるだけで、笑えてしまうのは、いかがなものか。
「亀は意外と速く泳ぐ」を見逃したのが悔やまれてなりません。








三浦友和といえば、「M/OTHER」(そっか、DVDではなく、ビデオなんですね・・・)。
・・・「台風クラブ」、未見なもので。

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2008年3月13日 (木)

人のセックスを笑うな

人のセックスを笑うな ★★★☆☆

う~ん、星2かなぁとも思ったのですが、蒼井優が可愛かったので、辛うじて3つにしておきました。(どういう理由なんだか(^^ゞ)
結果的に、松山ケンイチ続きになってしまった。
”L”があまりに印象的で(それ以前には認識していなかった)、その後のドラマ「セクシーボイスアンドロボ」でも、なんか、すっとんきょーな感じがしてならなかったのですが(といっても、ちゃんとは観ていなかったのだけど)。
「人の~」は、普通な感じが、とても良かったです。
永作博美は、小悪魔的な感じが、ピッタリ。冷静に考えると、相当、ヘンな・嫌な役なんですけど、そう感じさせないのが、すごい。

それにしても。
ある種の典型的な”日本映画”というところでしょうか。・・・ちょぉ~っと、睡魔との闘いになってしまい×××
悪い映画じゃないと思うんですけどね。

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将来有望:L Change the world

L Change the world ★★★★☆

楽しみにしていて(前2作から、「L」=松山ケンイチは、気になっていたので)、
実際、面白かったので、星5つでも良かったのですが。
(観ていて痛い画は、苦手なので、そこが、ちょっと×××では、あったが)
「母べぇ」とのバランスで、星4つ(どういう理由なんだか)。

それにしても、末恐ろしいのが、福田麻由子。
それほど出演作を観ているわけではないが、TV「白夜行」は、タダゴトではなかった。
今後に、期待。








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2008年3月 9日 (日)

母べぇ

母べぇ ★★★★☆

星5つでもいいかな、の4つ(よって、正確には4つ半)。
始まりから、The日本映画、というか、文科省ご推薦!というか、そういう色が濃厚で、いい映画には違いないのですが、期待通り、というか、予想通りって感じだなぁ、でした。
(主要人物が、いい人だらけってのも・・・む~)

が、しかし。
母べぇの、最期の言葉が、不意打ちに重く、突如、評価アップ。

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2008年3月 7日 (金)

素晴らしい!:潜水服は蝶の夢を見る

潜水服は蝶の夢を見る ★★★★★

これは、文句なく星5つ。素晴らしい!
この手の映画は、趣味と実益を兼ねて、いささか冷やかに観てしまうのですが。
そんなの、ふっとびました。
素晴らしい映画・映像作品は、実益の方にも、しっかり役立つのです。

これほど、”当事者”の立場から撮られた映像が、あっただろうか。
立場というか、まさに、当事者の目線が、カメラになっているので、本当は違うのだが、あたかも疑似体験をしているかのよう。
優等生チックではなく、そうだろうなぁという、切ない場面も多く(逆に、医療従事者側の生真面目さが浮かび上がって、それもまた、そうだろうなぁ、ですが)。
といった観点からすると、「ふみ子の海」は、けして悪い映画ではないのですが、評価をやや下げざるを得ない。

惜しいのは、パンフレットの解説で。
症状は異なりますが、全身が動かないという共通した状態の人々について、例えば、次のような書籍(右画)もあります。高望みかもしれないが、やはり、こういう方面まで、パンフレットの解説には、入れてもらいたいものです。
副題?が、「不動の身体と息する機械」なのですが(ホント、この著者は、意味深長なタイトルをつけるのがお得意)、ほら、「潜水服は蝶の夢を見る」の映画を観て感動した、そこのあなた、興味わく本でしょ?(分厚くて、ギョッとするかもしれないけどね)。

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予想外に:チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光 ★★★★★

正直、この映画に星5つをつけようとは、自分でも意外でした。
最初に判明する犯人(?)は、途中から、うすうす、そうじゃないかな(理由も含め)、と思っていたので、やぁ~っぱり、まぁまぁだね、と油断したら。
大どんでん返しがありました。
負け惜しみで言うのではありませんが(勝ち負けで映画を観るのもどうかと思いますが)、犯人探しとは、とりあえず関係なく、ちょっと、この人、アブナイなぁ(気をつけないといかんなぁ)、という発言をしていたのは、気にかかってはいたのです。
が。
コロッとだまされました。というか、目をそらされてしまいました(ワタクシとしたことが・・・)。

という、まんまと、やられたぜ、という他にも。
その犯人の理由その他に、社会派ちっくなことも盛り込まれていて、ポイントかなりアップ。
あまり期待せずに、軽く観たのが、かえって良かったです。
まぁ、なんですな。
人間、やはり、適度な休息と娯楽が必要、それがないと壊れるってことですな。
(と、私の場合は、サボる言い訳にしていますが)
そして。
”私を認めて症候群””認められたい症候群”と、私は勝手に呼んでいますが、これ、やっかいだなぁ、と、しみじみと。

阿部寛は、阿部寛ですねぇ。ハマりすぎ。
田口先生(竹内結子)が使っていたノート、私も愛用していますが(色まで同じ)、あれ、とっても使いやすくて良いですよ⇒⇒⇒

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2008年3月 6日 (木)

そう、きましたか

映画版「20世紀少年」キャストの発表!
実写版の配役は、楽しみながらも心配でしたが、今や、期待が高まるばかり。
見た目(原作の姿かたちのイメージ)重視というわけでもなく、しかし、そーきたかぁーという、楽しみな配役ばかりで。いやはや、すごいですね。
主役トリオの感想は既に書いたので、他の配役について。
なんだかんだと出番が多そうなヨシツネが香川照之ってのもスゴイし、フクベイ=佐々木内蔵之介、コワそう。ドンキー=生瀬勝久、印象深くなりそう。
ヤマネ=コヒさん、いいですねぇ(「僕の生きる道」の医者役や「それでもボクはやっていない」の裁判長役のイメージね)。
万丈目=石橋蓮司、ウケました(うさんくさそう・・・)。
ヤマさん=光石研、シブい(対して、チョーさん=竜雷太ってのが、また、なんとも)。

カンナ役はオーデションだそうで。それも、また良しですね。

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2008年2月23日 (土)

モーツァルトとクジラ

モーツァルトとクジラ ★★★★☆

ハッピーエンドで、まぁ、よろしいのではないでしょうか。
バスの選択を間違って、ちょいと遅れて到着したので、冒頭を見逃してしまった…
会場でバッタリ会った友人が言うには、原作(私は未読)では、とあるシーンの心理描写がもっと書き込まれているそうで、映画ではあっさりしていたそうですが(他の場面も)。
映画と文章は、得意とする表現内容が違いますからね。

映像ならでは、ということでは、例えば、輪投げの音が、キーンとする描写。
自分も含め、周囲の人たちにはなんてことない音でも、そうか、本人にとっては、とてつもない苦痛なんだなぁというのが、改めて理屈ではなく感覚で想像ができました。
そんなこんなで、日頃の言動を反省する面も。
とはいえ。
ハッピーエンドということもあり、まぁ、この手の題材としては、気軽に楽しめる映画と思います。

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2008年2月21日 (木)

やっと観れた:麦の穂をゆらす風

麦の穂をゆらす風 ★★★★★

正確に言うと、4つ半。
半分マイナスなのは、マルクス主義を自称するケン・ローチらしく、ちょっと理屈っぽいところもあったかなぁと感じたので。まぁ、そういった会話・議論の場面はかなり重要なのでありますが。
(「大地と自由」での、まさに、大地と自由をめぐる、喧々諤々の場面も、すごかった。)

やぁ~っと観れた。
上映予定とのウワサがとんでしまってふてくされていた上、映画祭での上映のため、鑑賞機会が限られていたので、ハラハラしました。
が、無事、観れました。

ケン・ローチらしく、名もなき人たちのまなざしから、アイルランド独立を描いた作品。
また、やはりケン・ローチらしく、”穏健派”や”中道左派”ではなく、いわゆる”急進派”(最も左の左派)が主人公となっている。だからこそ、"名もなき人びと”が、何を大切にしたかったのか、どうして仲間同士で殺し合うような結果を招いてしまうのか、美辞麗句で覆い隠すことなく、淡々と、しかし、力強く、描かれている。

・・・ちょいと時間切れで、また、後日。
→追加。こっちのブログらしくなく、映画につられて硬い文章になってしまいました。
(ネタバレあり)

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2008年2月20日 (水)

ついに決まりましたか!

映画版「20世紀少年」、ついに、配役が決まったのですね!
ケンヂ役に唐沢寿明、オッチョ役に豊川悦司、ユキジ役に常盤貴子が決定!
ビジュアル的には、ちょいと違うが・・・すっごく、楽しみだぁ~!!

唐沢寿明と、きましたか。
唐沢寿明は、優等生的というか、正統派というか、そういった役が多い印象がありますが、もっとハジけた役もイケそうなのに、もったいないなぁと、思っていたので、良かったなぁ、と。
豊川悦司のオッチョも、かなりハマりそう。
常盤貴子は、何気に、アパートの大家さんを期待していましたが(^^ゞ。
いずれにせよ、みな、実力派なので、ちょっと、安心しました。
期待しています!!!

他の配役はどうなるんでしょうねぇ。ワクワク。

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2008年2月 7日 (木)

ふみ子の海

ふみ子の海 ★★★★☆

う~む、限りなく3つ半に近い★4つ、といったところでしょうか。
この手の映画は、諸般の事情により、なるべく観るようにしているものの、
なんというか、予定調和的というか、さすが「文部科学省選定」というか、で、
正直、あまり期待しない、すれたワタクシ1)

といった前提があるので、私としては、かなりの高評価と言っていいかと。
時代背景(実は、根底では現在もつながっている)など、理解するには、きれいごとばかりじゃなく描かれていて、よろしいのではないでしょうか。

四季それぞれの、日本海側らしい空がスクリーンに映し出されていたことが印象的でした。
細かいツッコミをすると、現在は同じ上越市だとしても、雪深い高田方面と、”海”の直江津方面は、実際には、結構な距離があるので、そのあたり(ふみ子が、また海を見たいといいつつ、なかなかみれない事情)、新潟県外の人に伝わるかなぁという懸念が、ないでもないですが。

1) まとめて観た今週の「ちりとてちん」(2/4~2/7)の方が、泣けてしまうというのは、いったい、どうしたものか・・・ やはり、”明るく、けなげで、前向きな、賢いヒロイン”というパターンをひっくり返した、「ちりとてちん」の作戦勝ちか?


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タロットカード殺人事件

タロットカード殺人事件 ★★★★☆

どうしても観たいというほどでもなかったのですが(個人的には、邦画>洋画なので)、軽いコメディで楽しめるという噂と、三谷幸喜のエッセイにやたらウディ・アレンがでてくるので、ま、たまには観とくか、と。
面白かったです。
・・・ヒロインが”美人”なのかどうか、私にはちょっと良く分かりませんが。
この手のコメディは、”字幕を読む”状態で観ていると、たぶん、面白さ半減なんだろうな。でも、聞き取れるほどの語学力ないし(^^ゞ
ほとんど観ないので、わからないのですが、ウディ・アレンのハチャメチャさって、NODA MAPにおける野田秀樹みたいなもの?

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2008年1月31日 (木)

かなり、いいじゃん:陰日向に咲く

陰日向に咲く ★★★★★

ラストの”くすっ”で、星5つに。
新聞の映画評が芳しくなかったけど。
そんなことなく、とても面白かったです。
全部がつながらくても・・・いいんじゃないですか。
散漫とは思わなかったけどなぁ。
モーゼは、○○じゃないかなぁ・・・というのは、先が読めてしまいますが。
ま、でも、あの手紙以降の展開が、素晴らしい。

岡田准一は、あんなギリシャ彫刻のような端正な顔立ちで、
どうして、ああも、ダメダメ男がハマるのでしょうか。
恐るべし、ジャニーズ役者陣。

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2008年1月 5日 (土)

観るぞリスト080104

しばらく前から予告編を目にするたびに楽しみなのが、
●陰日向に咲く
話も面白そうだが(未読)、なんてったって、出演者陣が期待大。
全然、違う話になりますが。
・予告編の西田敏行をみるたびに、”あぁ、テヴィエだ!”(舞台は観たことないけど)と思ってしまう。
で、「オケピ!」(生では観れなかったが!)以後、テヴィエは布施明のイメージ。
・ジョン万次郎は、伊藤淳史がイメージなんですよねぇ。『風雲児たち』をご覧いただければ、わかります。

チラシを見て、おぉ!と思ったのが、
●アフタースクール
内田けんじ「運命じゃない人」、ホント、唸りましたからね。
いやぁ~、楽しみだ。

●隠し砦の三悪人
黒澤明ブームですねぇ。これは、観たことないので、今度は、未見のままにしよう。

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2008年1月 4日 (金)

まぁ、悪くはないけども

ALWAYS 続・三丁目の夕日 ★★★☆☆

オープニング、すっごいワクワク。
こりゃ、あの映画も期待できるな、と。(監督、違うけど)
美加ちゃんのエピソードも、よいですねぇ。

が。私はひねくれ者なのか(以下、ネタばれ)、

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2008年1月 3日 (木)

ミッドナイトイーグル

ミッドナイトイーグル ★★★★★

あまりの緊迫感と、いろんなことを考えさせられ、ものすごく、疲れた。
もちろん、良い意味で。
なので、「面白かった」という表現は、いささか不適切な感じがします。

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マリと子犬の物語

マリと子犬の物語 ★★★★☆

ホント、あれは、反則ですね。
動物×子役の合わせ技の上に・・・

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今年のMy映画賞は?

2007年まるさと映画賞は、「自虐の詩」に決定!
(年賀状準備の関係で、11月末日で区切ることにしています)
次点は、「キサラギ」

見逃した映画の中に、トップ争いしそうなモノが結構、あったような気がしています。
また、ホント、邦画中心だよなぁと、我ながら思いますが。
(だって、字幕を”読む”のが、嫌なんだもの)

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2007/12/02 08:09 PM

え~っと。
連続して書いてしまいましたが、
そういや、最近、観たもの、アップしていなかったな、
と、まとめて書いただけでして(^^ゞ

気がつけば、師走ですよ。嫌ですねぇ。
年賀状も、まだ準備なんかできませんが、
とりあえず、葉書だけは購入して。

年賀状ネタに、ここ数年、個人的な映画賞コーナーをつくっており。
意外と、好評?なので、今年はどうすべぇと。
で、そうか、ブログは、こういうときも便利ね、と思った次第。

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2007年12月27日 (木)

椿三十郎

椿三十郎 ★★★★☆

あんまり期待しないで行ったのが功を奏して、かなり面白かったです。
・・・予告編をみて、織田裕二の顔の小ささが心配だったのですが、
(どういう理由なんだか(^^ゞ )
声の大きさ・太さでカバーしていました。
押入れ侍の佐々木蔵之介には、思わず笑い声。

最後の名シーン、対決場面では、おそらく、誰もが注目する中、
なかなか、よろしかったのではないでしょうか。
緊迫感、迫力もあり、さらに、豊川悦司の微妙な表情が素晴らしかった。

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2007年12月 2日 (日)

犯人に告ぐ

犯人に告ぐ ★★★★★

これは、文句なく、星5つ。
面白かった。観ていて、疲れたけど(悪い意味じゃなく)。
渋い役者さんが、たくさん、出演。
主演・豊川悦司の存在感は、見事。
小澤征悦の悪役ぶりが、意外と、秀逸。

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オリヲン座からの招待状

オリヲン座からの招待状 ★★★★☆

星、4つにしようか、5つにしようか、迷ったのですが。
迷った時点で、すでに5つではないかな、と。

美しい映画です。

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めがね

めがね ★★★☆☆

評価、やや低めなのは、期待度が高すぎたせい。
のに、心地よすぎで、睡魔と闘う羽目になったせい。
(一部、記憶が欠落している気もする。)
・・・つくづく、映画って、観る側の状況によって取り方がかわりますよね。
映画に限らないと思いますが。

「かもめ食堂」の方がいいなぁ、と思ってしまい。
私は、自然の中でたそがれないのだわ、きっと。
いや、たそがれる自信は少々、あるが、
やっぱ、町の方が好きなんだな。たぶん。

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クィーン

クィーン★★★★☆

規模の大小はあれ、組織の長の重圧・孤独というのは、
大変なものなのだろうな、と思うわけですが、
それが大英帝国の女王ともなれば、もはや、想像を絶する領域です。
いろいろと考えさせられる映画でした。
例えば、伝統・本来の流儀v.s.目の前の大衆の熱気。マスコミのずるさ。

この手の映画を作っちゃうのが、すごいですね。
たぶん、日本では、できないのだろうな。
「太陽」も外国映画だったし。

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2007年11月15日 (木)

記憶が・・・

阿賀の記憶 ★★★☆☆

星は3つと、やや評価低めになってしまいましたが、
これは、映画が悪いのではなく、観る側(=自分)の状況の問題が大で。
・・・いささか、睡魔との闘いになってしまいました(^^ゞ
淡々とした、ドキュメンタリーは、本来、好きな部類なのですが。

「阿賀に生きる」は、ずっと前(たぶん、製作された直後)に観たきりで、
”語りながら眠っちゃうおじいちゃん”は、強烈に覚えているものの、
細かな点は、残念ながら、「記憶」の彼方に・・・
良い映画だったことは、覚えているのですが。
観ようと思えば、「阿賀に生きる」も、「阿賀の記憶」の前に上映されていたものの、
さすがに、時間的に厳しく、
「~記憶」だけしか観られなかったのが、ちょっと痛かったですかね。

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2007年11月12日 (月)

趣味が合いますなぁ

われら、ほぼ日感激団で、取り上げられているのが、
・ゲキ×シネ「朧の森に棲む鬼」
・クワイエットルームにようこそ
・自虐の詩
で、最近、観た(見逃さなかった)ものと一致していて、なんだか、嬉しい。
「ほぼ日」のコンテンツは、楽しむプロという感じで、
くだらないけれども、面白く、観たものが、より楽しくなるので。
「新選組!」でも、ものすごく楽しませてもらいました。
・・・週末のはじめに、発見したかったな(^^ゞ

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2007年11月 7日 (水)

そうか、泣ける映画だったんだ

自虐の詩 ★★★★★

いやぁ、この映画で涙が出るとは思いませんでしたが、
観終わってみれば、”泣ける映画”というのが、正しい位置づけでした。
(そうだ、原作が、業田良家であった・・・ラーメン店に食べに来てましたね(^^) )
エンドロール途中で帰る人(何人か、いましたが)、大バカ者です。

中谷美紀、「嫌われ松子の一生」よりも、こっちの方が生き生きと(楽しそうに)しているんじゃないか、と(^^ゞ
堤監督の良いところがどちらも活きてますね。つまり、すっとんきょうな画面(「ケイゾク」等)と、人情モノ(「明日の記憶」)の両方が、とてもよいバランスでした。「20世紀少年」、楽しみにしてます♪

2度目に観ると、また、違った味が出そうです。





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2007年11月 2日 (金)

同じイーグルでも


ゴールデン・イーグル=鷲津の、大森南朋さんは、
今度は、ミッドナイトイーグルに出演されるのですね。

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見直した

クワイエットルームにようこそ ★★★★☆

内田有紀って、すごい女優さんですねぇ~、と、見直しました。
これから、パンフレット、楽しんで読もうっと。

あら、妻夫木くんは、舞台も、ちょっと期待できるかな、でした。
    ↑実は、ちょっと、不安をぬぐえないのです。楽しみだけど。

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2007年10月10日 (水)

ま、こんなもんか(でも、なかったかも)

「HERO」 ★★★☆☆

面白くはありましたが、意外性が無さすぎ(先が見えすぎ)、ま、こんなもんでしょう。

犯人役の彼、どっかでみたことはあるな、でしたが。
そっか、ちょこちょこ、見かけているのか。

といったこと以外は、もう、皆さん、大物すぎて。
古田新太が出てきた時点で、なんかある、と思うよね。
(私の中では、既に古田新太は大物俳優なので)
表情・目つき一つで笑いをとるのは、さすがですが、
どうせなら、あの役、宮藤官九郎が良かったな。大塚寧々も出てるんだし。


※「踊る」つながりで言うと、
 制服着て窃盗にもぐりこむ彼が、
 受付している東京地検・城西支部は、
 大丈夫なのか?、と(^^ゞ

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2007年10月 8日 (月)

お見逃しなく、ゲキ×シネ

ゲキ×シネって、ご存知ですか?
知っている? それは、失礼。
知らない? そぉ~れぇ~は、かなり、損しています。
いえ、私も、最初、舞台中継みたいなもの?、
生の方がいいに決まっているじゃん、と、侮っていたのです。
が、しかぁ~し!
ゲキ×シネ の命名は、ダテじゃなかった。
芝居と映画の良いとこどり、まさに、掛け算のゲキ×シネ。
まさに、観るしかない!

で、心待ちにしていた第5弾「朧の森に棲む鬼」、早速、観てきましたよ。
市川染五郎、阿部サダヲ、古田新太と、きいただけで、
いやがうえにも、期待が高まり、あんまり期待しすぎてハズさないといいが・・・

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2007年9月14日 (金)

キサラギ

キサラギ ★★★★★

面白かったぁ~!!!
本格?ミステリでありながら、B級感がたまらん、です。
オープニングから、ヤバかったですが。
エンディングは、大失敗になりそうな、一歩手前のかなり前で、すべらず、
いろんな意味で(^^ゞ、スゴイ。

「ハゲタカ」つながりで言うと、音楽が、同じく、佐藤直樹さんなんですね。

個人的なツボは、やはり、”オダ・ユージ”でしょうか、「踊る」ファンとしては。
ユースケ・サンタマリア、君にしか、できなかろう、あの役は(^^ゞ
しかも、アノ台詞、言っちゃうし。それを、パンフレットのコメントにまで・・・

舞台にすると、面白いでしょうね。

疑問の残る自殺?をした人をめぐって、繰り広げられる密室劇、
女性バージョンとしては、「木曜組曲」があります。
これも、むちゃくちゃ、面白いです。
が、「キサラギ」が、緊迫した中にも、おバカさが漂っているのに対し、
「木曜組曲」は、とっても気品に満ち溢れているのは、
作品のテイストの違いでしょうか、男女の違いでしょうか?

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2007年8月31日 (金)

夕凪の街、桜の国

夕凪の街、桜の国
★★★★☆

星5つでないのは、やはり、原作の凄さの方を、改めて感じたから。
ほとんど、原作の通り。原作に忠実に、というレベルではなく・・・原作、凄すぎ。
皆実の最期は、映画にオリジナルシーンがあり、映画が良いか、原作が良いかは、
好みと評価が分かれるところかと思います。
観たときは、原作の方がいいなぁと思いましたが、
今は、映画も、また良し、と思えます。
音楽が・・・悪くはありませんが、自分の好みでは、
いかにものシーンでの、音楽が、ちょっと、耳につくかな、と。悪くはないですけどね。

映画・実写の凄さは、なんといっても、メインの女優の素晴らしさ、
麻生久美子と田中麗奈でしょう。特に、麻生久美子は、はまり役ですね。

しばらく、「ハゲタカ」に心奪われていて、また、現実的に、時間が厳しく、
映画館が遠かった今日この頃ですが、
やっぱり、時間を作って、大スクリーンで映画を観よう!と、気持ちが前向きになりました。

いえ、映画本体は、涙腺が・・・という類のものですけどね。


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2007年8月14日 (火)

赤い文化住宅の初子

★★★★☆(・・・3つ半?)

ビンボー・貧困モノだと思ったら(そうなんですが)、初恋モノでした。

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2007年7月21日 (土)

ゲキ×シネ

今度のゲキ×シネは、
近所で観れる!!! わーい V(^^)!
返す返すも、
ゲキ×シネ「アカドクロ」を見逃したことと(日程的に仕方なかったのだが)、
ゲキ×シネ「メタルマクベス」の上映が近所でなかったことと、
  (ゲッ、主演が、松たか子じゃん・・・観たかった・・・)
そして、舞台の「アオドクロ」を観る機会を逸したのが、
  (お誘いがあったのだが、何かの理由でパスした)
大変、非常に、実に、悔やまれる。
ゲキ×シネ「朧の森に棲む鬼」は、見逃さないぞ~(内容、主演者、よく把握していないが)。

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2007年6月22日 (金)

これでいいのか?

「ハゲタカ」があまりに素晴らしかったのと(しつこいですね)、
ちょぉ~とバタバタしていたため、すっかり映画館から遠ざかっていた6月(まだ終わっていませんが)。
気がつけば、「バベル」も「プルコギ」も終わっていた・・・ガーン・・・
今日も、本当は、「しゃべれどもしゃべれども」をねらっていたのに、
まだ帰れませぇ~ん(T_T)
ということで、最近、観たのは「舞妓Haaaan!!!」
これが、かなり面白く、語るのもバカバカしいほど面白い。
今のところ、今年のBest映画のトップを独走しているものの
・・・ちょっとそれも、いかがなものか、と。
やっぱり、もうちょい、映画館に行けるように、なんとかしないとなぁ。
・・・あれ? 「眉山」も、
そういえば、観たぞ。なんだ、先週あたりから、復活しているんじゃん。

京都ねぇ・・・秋に所用がないわけではないが、
どうしたものか、と、思っていたところ、
「舞妓Haaaan!!!」 で、心傾いてきたものの・・・
この調子だと、仮に行ったとしても、本来の目的を置き去りに、
極私的京都ツアーにしてしまそうな危険性が・・・
(なにしろ、私は、大河ドラマ「新選組!」のDVDボックスも持っているのである。
 といいつつ、ありがちとはいえ、坂本竜馬のファンであるが)
いいのか、これで?

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2007年5月 3日 (木)

「黄色い涙」と「東京タワー」

GWだから、なのか、いつも、なのかよく分かりませんが、だらけております。
GWなのに、というか、だからこそ、なのか、お仕事に励んでおられるご様子の方々もおられるようで、そうだ、ここで色々と片付けておかないと、連休明けが恐ろしい・・・なのですが。

と言いつつ。
ダメ男、と、末期癌の母親、というキーワードが、期せずして(なのか?)重なった映画2本、「黄色い涙」「東京タワー」を立て続けに観たのでした。

「黄色い涙」のパンフレットの川本三郎氏の文章のタイトル「冴えない若者たちの良さ」が端的に示しているような内容だったわけですが(「東京タワー」の方は、パンフレットを購入しなかった)、
「黄色い涙」の”冴えなさ”ぶりと、「東京タワー」のそれとは、一見、似ているようで、全く質が違うものである。
前者は、一見、静かな冴えなさぶりとも言えるが、しかし、相当、なんというか、反逆的というか、我道行くを極めているというか、一般世間の価値観に対して破壊的なのである。ラスト近くの二宮和也演じる村岡栄介が、田畑智子演じる元恋人に対してみせる、毅然とした態度と表情(そして、たしか、ラストでは、変わらず、村岡は淡々と漫画を描いているのであった)が、その冴えなさぶりに秘めた破壊力?を象徴しているようだ。

対して、「東京タワー」のオダギリジョー演じる”僕”は、たしかに、ダメダメなのだが、正統派ダメ息子なのであって、こんなに親孝行でいい息子さんはいないですよ、と、樹木希林演じる”オカン”の手を取り、涙目で励ましたいほど、表面的な派手さとは裏腹の真っ当な息子なのです。
ま、映画自体も、人情モノの王道いくつくりで、実際、何箇所かで、ちょっとウルっときましたし、劇場でもすすり泣く声が聞こえました。

昭和が遠くになりにけり・・・というか、両方の映画とも、もはや時代劇のジャンルに入るのでは、という感じも共通していましたかね。

それにしても・・・恐るべし、二宮和也。
「青の炎」を、世界のニナガワが映画監督をした、というので、観にいった時のこと。やたら、中高生女子が多いな、と不思議に思っていたら、二宮クンのせいだったわけで。あぁ、ジャニーズ系かい、あややも出ているし、ニナガワさん、こういう系統を料理するの得意そうだよな、と、始まる前までは、あくまで、興味の中心は監督ニナガワだったのです。
が、二宮クンには、度肝を抜かれました(もちろん、あややの達者さにも、たまげ、鈴木杏一人が演技上手すぎて、浮くのでは、というのは、全くの杞憂でした)。
「青の炎」「硫黄島からの手紙」、そして、「黄色い涙」と、平凡そうでいて、実は内に何かを秘めている、という路線が続いているようなので(それはそれで、全て素晴らしいですが)、もうちょっと、別の雰囲気をもつ役を演じる作品が、楽しみです。
ちなみに。ニナガワ氏は、舞台は豪華絢爛のゴシック調?ですが、映画は、ずいぶんとまた、静かなものを撮るんだな、という印象でした(そんなに多くの舞台を観ているわけではないですが)。

それと。
「黄色い涙」も、中高校女子をわりに見かけましたが。いい時代ですね、ジャニーズが入り口としても、こうした良質の映画に触れることができて。私の世代のジャニーズは、○×トリオとか、△△隊でしたが(全然、関心が持てず、周囲の人たちの話題についていかなかった・・・)、失礼ながら、その方々達と、今時のジャニーズは、演技のレベル一つとっても、雲泥の差だと思います。

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2007年4月27日 (金)

ハッピーフィート

だぁ・・・な状態が続いていたため(というか、今まさに、だぁ~な状態で、現実逃避という気が・・・)、
軽く2週間以上、間隔があいています(^^ゞ

単にペンギンのかわいさに惑わされ、ほいほい観にいっただけのつもりだった
ハッピーフィートですが、
(といっても、観に行ったのは、3月のことですが)
いやぁ、あんなに、深い内容の映画とは思いませんでした。あなどれず、ペンギン映画。

といったネタふりをすると、
おそらく、一般的には、後半部分の環境問題のことになるのかもしれませんが、
個人的には、前半(~全般)の、なんというか、差別問題的な展開が、なかなか、深かったです。
主人公のマンブル君は、逆子?、脳性まひ?、多動児?・・・なんですね、つまり。

といったシリアスな面もあるものの、
ミュージカルアニメとしても、もちろん、楽しめます。
ベビーマンブルのダンスには、もう、すっかり虜になってしまい、
思わず、携帯で映像をダウンロードしてしまいました(そして、しょっちゅう、眺めている)。


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