カテゴリー「連続テレビ小説「ちりとてちん」」の11件の記事

2008年5月 7日 (水)

神は細部に宿る:ちりとてちん総集編

総集編で、初めて「ちりとてちん」を観る人。残念、かわいそうですね。
「ちりとてちん」らしい、面白さが、半減。
時間的制約のある、総集編だから、仕方がないのですが。
「神は細部に宿る」とは、よく言うもので、糸子さんの面白エピソードやら、異様にしっかりものの正平君(いったい何歳から悟りを開いているねん!)、何ゆえ糸子さんが♪ふるさと(ひろしぃ~)を愛唱しているのか理由がわかる、お父ちゃん=正典さんの感動エピソードだとか、草々が喜代美に「お前が俺のふるさとだ」と言うに至った経過やら(喜代美が探しに行ったことや、台詞ではでてきた座布団の話しだとか)、プロポーズが元旦で結婚式が1日3日という怒涛&和田家のマイペース振り全開の展開やら、鉄砲(嘘つき)勇助=小草々だとか・・・

丸々、カット、でしたね・・・
私の大好きな「親の気持ち考え!」(草若師匠→草々)も飛ばされたし、『ステラ』の視聴者選出名場面No.3の草若師匠の死も、さすがに飛ばさないものの、アノ名場面、さらっと流されちゃいましたしね。
やっぱ、完全版DVDが必要かなぁ・・・
まぁ、「あぁ、ここで、こんなこと言っていたんだ(こんな展開だったんだ)」と、再発見も、あちこちあり、面白かったですが。

それにしても。
総集編では、なんか、喜代美が”けなげに頑張るヒロイン”、糸子さんがしっかり者のお母ちゃん(そ、それは違う・・・)、面白<感動の、実にオーソドックスな朝ドラにみえるのね。
小草々も、すごくできの良い弟子にみえるし(あいつは、愛すべき嘘つき勇助だっつーの)。

話題になっていたし、周囲の特定個人が熱く薦めるので(私みたいに)、総集編みてみたけど、なんか、そこそこ面白いくらいじゃない?と、思ってしまった方。
その認識は間違っていますので、ぜひ、機会があれば、「ちりとてちん」全編通してご覧ください(・・・何時間かかるんやねん!)。

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2008年5月 5日 (月)

糸子さん、残念:ちりとて総集編・前編

「ちりとてちん」総集編、あぁ~、大画面で観てぇ~!!
と、思いつつ。
関西在住じゃないですし、そもそも、ちょっと、バタついていて、放送すら、途中からみたり、録画したものを途中までしか観なかったり、といった状態で。

ま、ゆっくり、観るのを楽しみにしているので、別にいいのですが。

ちらっと観ている範囲では。
改めて、様々な複線に、感心しつつ。
総集編なので、時間の関係でしょうがないのでしょうが。糸子さんの面白エピソードが、ほとんど、飛ばされちゃったのが、ちょいと残念。

やはり、完全版DVDは、買っとくべきか・・・

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2008年4月 7日 (月)

脚本とヒロイン

「ちりとてちん」の素晴らしさの骨格をなしているのが、脚本でしょう。
どこまで最初に計算・意図されたのかは謎ですが、
(上質な連続ドラマによくあるように、物語が進む中で、
 役者や製作スタッフの頑張りで、ふくらんだ部分も、きっとあると思うので)
まぁ、とにかく、良く作りこまれたお話しでした。

特筆すべきは、ヒロインの設定で。
「どねしよ~」を連発する、脇役人生1)の、後ろ向きなヒロインという、
”朝”ドラには、これ以上、不似合いな設定はないだろうと思えるにも関わらず、
観ていて、これほど、爽やかになるというのも、すごい。
なんてったって、”B子”ですからね。ヒロインのあだ名か、これが。

だがしかし。
表舞台に上がるだけが、スポットライトをあびるだけが、”仕事”じゃない。
「人にライトをあてるのも、立派な仕事」(by 順ちゃん)、なのである。
このことを、極めて丁寧に描いた「ちりとてちん」が、この先、じわじわと及ぼすであろう影響力は、実に、堅実で明るいものだと思う(大げさかな?)。

そして、このヒロイン像を具現化した貫地谷しほりが、また、良い。
前にも書いたが、他の登場人物を引き立てつつ、しかし、ヒロインらしい存在感は示すという、よく考えると、相当、難しいことを、さらりと演じるのは、スゴイことだと思う。他の人物が注目を浴びたため、印象が薄いように見えて、実は、物語の主人公として、この人がしっかり存在感を持っていたからこそ、ドラマを引っ張っていたんだなぁということを、最終回近くに見せつけた、「新選組!」の香取慎吾を思い出しました。
「新選組!」総集編では、そうか、このドラマは、やはり近藤勇の物語だったんだ、と、つくづく、思いましたから、残念ながら細部を削らざるを得ないだろう「ちりとてちん」総集編でも、そんな感じになるんじゃないかな、たぶん。

いくらサイドストーリーが面白くて、脇を固める役者が達者でも、
脚本とヒロインという骨格がしっかりしていないと、崩れてしまうのでしょうね。

1) 「瞳」に罪は全くないのだが、「ちりとてちん」が、このようなヒロイン像を描いて成功してしまったため、友達が止めちゃっても夢をあきらめず、登場人物(画面)のど真ん中に陣取り、「シャラップ!」と正論ぶちかましてケンカを仲裁するヒロイン(こっちの方がオーソドックスなヒロイン像だけど)を目にすると、なんだかなぁ~と思ってしまう。
・・・「ちりとてちん」は、全く、罪深いことをしたものだ。
慌てて書くが、「瞳」も、それなりに面白いと思いますデス。

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ちりとてちん:私的、名場面

うっかりしてたら、ステラでの名場面募集〆切が過ぎてしまった・・・
ということで、「ちりとてちん」の名場面、勝手にベスト3。

第3位!
暴力沙汰?で、そろって破門(含む、師匠)、
そして、徒然亭、再々結成の回。(第12週「一難去ってまた一男」)
草若邸での落語会の時、
「相変わらず、徒然亭は無茶しますな」と言われていましたが、
その前に、既に、「どういう一門やねん」と突っ込まれていましたね。
(いやぁ、よくできた構成だわ・・・)


第2位!!それぞれの「愛宕山」(若狭&草々、そして草若師匠)、
「ひどいこと言ってごめんな・・・お母ちゃんみたいになりたい。」
・・・親娘の感動場面に涙せずにはおれない、
最終回いっこ前&最終回(セットでね。ついでに、アナウンサーの一言、含む)。
(最終週「笑う一門には福来る」)

え~っと、若狭の言動に、やはり賛否両論のこの結末ですが。
お母ちゃん”みたいに”なりたい、と言っているわけですし、
(最終回で順ちゃんが補足する展開となっていましたが、
 自分の子どもだけではなくて、草々さんのお弟子さんや
 ひぐらし亭に出入りする人たち皆の”お母ちゃん”として
 落語に携わり続けるわけでして。)
高座でお辞儀した時のすっきりとした若狭の何かを決意した穏やかな笑顔、
楽屋で、草々さんに怒られている時の喜代美のとぼけた表情、
それになにより、いろんなことを塗り重ねてきた半年間のドラマがあれば、
喜代美の決断は、全然、唐突でも、無責任でもないと思うのですよね。
(仮に、落語家を続けるとしても、出産でしばらくは休まざるを得ないわけで、
 急に仕事に穴をあけるわけでもないでしょうに・・・)

それもこれも、貫地谷しほりの確かな演技があっての説得力。
若狭の「愛宕山」での回想場面が、
和久井映見との演技バトルになっていて、お見事!
いやぁ~、スゴいわ。ホント、今後が楽しみな女優さんです。

そして、第1位!!!
草若邸での青空落語会の回!(「大草原の小さな家」)
たった15分が、こんなに濃密な時間にできるなんて、驚愕の回でございました。
いつまでも続く落語会や、「できたやないか、常打ち小屋」は、もちろん、
それに重ねて描かれていた、
”自分の”塗り箸を完成させたA子の場面も、素晴らしかったです。
15分で、ここまで、できるものなのですねぇと、感嘆。


!!番外!!
そりゃ、なんといっても、糸子さんでしょう!
そして、和田家&小浜の人たち。
愉快さ&感動が多すぎて、”毎日つくるお弁当”のように日常的すぎて、
どこかを取り出して順位つけることが、できません。

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2008年4月 1日 (火)

熱いですね

いやぁ~、私も放送終了してから、このように単独カテゴリーにしてしまっているくらい、ハマっていた(ハマっている)ので、ヒトのことは言えませんが。
熱いっすね、「ちりとてちん」の公式ブログの書き込み。
チラッとのぞくつもりが、とても、読みきれない。そのうち、読もう(ぼやぼやしていると、ページがなくなるので、その前には)。

多いのは、何ゆえ、スピンオフが関西限定なんじゃい!angryという、嘆願ですが。
・・・まだ時間はあるし、NHKでスピンオフがこの時点で決まったこと自体がすごそうなことなので、そんなに心配することないんじゃないか、と、気楽に思っております(きっと、全国放送になるよ←かなり楽観的)。

あと、やっぱりな、というのが、喜代美の”選択”について、喧々諤々。
(思ったほどではないが、これは、スピンオフへの苦情があまりに多いため。)
私は実に納得で(・・・リアル知り合いには信じてもらえないかもという感想だが)。
というか、このご時勢、かなり意義深い着地点だったと、ほとほと感心している次第です。
これについては、多少、時間のあるときに書ければ、と。

ホントにねぇ、いいドラマだったです。
比べて申し訳ないが、「瞳」第1回目を見る限りでは・・・
→ちょっと修正

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どういうこっちゃねん

「ちりとてちん」、視聴率は悪かったという報道があり。
NHK「ちりとてちん」視聴率、関東地区で過去最低15.9%
こんな面白いドラマだったのに、どういうこっちゃねんangry

が。
『ちりとてちん』視聴率、関西地区で20%越え
として、「同番組の平均視聴率が関西・関東の両地区で20%を越えるのは初となる。」
ってな報道もあったり。

どっちやねん(^^ゞ

ただねぇ。単純に考えられることとして。
朝ドラは、地上波だけではなく、BS放送もあるので、そっちをカウントすると、もっと視聴率上がると思うのです。
視聴率が全てじゃないけど、視聴率低し≒見られていない的な報道は、ちょっと、寂しく感じるものですね。

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2008年3月29日 (土)

終わってしまった・・・

あぁ~、終わってしまったcrying
「ちりとてちん」が。

いやぁ~、近年まれに見る、素晴らしい朝ドラでした。
最終週も、息切れせず、妙なまとめにならないどころか、見事な着地で。
・・・すでに、録画を何度か観ちゃいましたよ。再見すると、また、新たな感慨が!

書きたいことは、たくさんありますが。感動のあまり、ありすぎて書ききれないので、まずは、小ネタだけ、先に。
●楽しいor感動の朝ドラだと、その直後のアナウンサーの反応が、実は楽しみだったりするのですが(「ちりとてちん」に限らず)。
少なくとも、私の記憶では、ニュースのアナウンサーが、微妙に声をしめっぽくしつつ、「明日の最終回も、お楽しみに」と、言ってからニュースを伝え始めるのは、初めてみました。

公式Webページの制作スタッフ日記(第21回、3/26)、読んでいなかったもので。
いつものように、ワクワクしつつ早送りしようとしたら(録画で観ているもので)、なんかヘン。
趣向をこらした最終回で。
よい役者、よい脚本、そして、よい演出の三拍子そろって、素晴らしいドラマになるのだなぁと(しみじみ)。

●この後、大変だ。が。
次の朝ドラの顔見世(予告)が、最終回後にあるのも、定番ですが。
これだけ、「ちりとてちん」が盛り上がっちゃったら、大変だわぁと、思ったのですが。
第一声が、「終わっちまったなぁ」の「瞳」の予告も、とてもよい感じ。

■蛇足
BSで放送の「落語SP」、ウチの地域では地上波での放送がないらしく、ウチに衛星を入れていないので、慌てて実家に録画を頼んだところ。
母のポカで録画できなかったとのこと。
顛末の詳細は略しますが。・・・全く、糸子さんは、他人(ヒトゴト)に思えない。
→その後、「やっぱり、録画できていた。謝って、損した。」との電話あり。
 ・・・全く、糸子さんは、他人(ヒトゴト)に思えない(リピート)。

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2008年2月18日 (月)

その道中の、陽気なことぉ~!

「ちりとてちん」は、本当に面白い。
草若師匠、ついにあちらの世界に逝ってしまいましたが。
あんな死に方であれば、思い残すこともないでしょうね。
幸せ者ですね。
「地獄八景」の忠臣蔵じゃないですが、”地獄寄席”では、3代草若そろい踏みの落語が聴けるのでしょうか。

若狭が、初めて(やっと)、頼もしく見えた舞台でもありました。
・・・いいおかみさんになりそうですね。

それにしても。
やっぱり、最強なのは、「ちょうど5人いるんやでぇ、5人の弟子の代わりに・・・」の糸子さんでしょう!
(ちゃんとツッコミが入るのが、また、すごい)

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2007年12月29日 (土)

ドラマ:2007年9月クール感想

まだまだ続くドラマもありますが。終了した連ドラの感想。

●”グッときたぜよ”、「歌姫」
 他のドラマは、あまりためずに録画をみていたのに、
 「歌姫」は、ダーッと、まとめて観たのが、かえってよく、
 ホント、”グッと”きました。最終回後、思わず、第1回目も見直してしまった。
 こういう、最後が最初にしっかりつながっている、
 構成がガッチリとしているもの、大好きなもので。
 そして、その物語を成立させているのが、長瀬智也の演技力。

●「ガリレオ」、まぁ、順当に、面白かったですね。

●悪くはなかったが、円満解決すぎるというか、なんだか甘いというか、
 なんじゃいそれ、時間を返せっ!というほど悪くはないけど、
 ま、でも、連ドラだしな、というのが、「働きマン」、「スワンの馬鹿」。
 「働きマン」、同じく日テレ系の「ハケンの品格」の時も、同様に思いましたが、
 各回の濃さに比べて、最終回は無難な線に落ち着いちゃうのが、ねぇ。
 ・・・そっか、へんに丸く収めちゃうよりも、「時効警察」等のように、
 あっさり終わっちゃう方が、まだ、あぁ面白かったぁ~!、
 で、終わるのかもしれません。

●嬉しい! 一挙再放送「SP」
 地元局での再放送は年明けですが(早速、録画予約!)。
 よかったぁ~、これで、途中で切れちゃっていた回や、見逃した回、
 おそら発売されるであろうDVD待たずに、観ることができる。
 ・・・さては、最終エピソードに向けて、いろいろと伏線があるんだな、きっと。

●ますます、目が離せない、「ちりとてちん」
 只今、「どんと晴れ」総集編の放映中なんですけど(見てないけど)。
 ・・・やっぱりねぇ、失礼ながら、薄い、との感想が増しますねぇ。
 「ちりとてちん」、最近、ちょっと、感動系の色が強まってますが、
 (ま、でも、許容範囲。というより、術中にはまって、ウルウルしてますが)
 ”明るくけなげなヒロインが、うまいこと周りの人達に助けられながら、
  いろいろあるけど、結局、万事、良しにおさまる。”
 というパターンを覆し、”思いっきり後ろ向きなヒロイン”というのが、実に、面白い。
 ・・・と、『キネマ旬報』の連載記事にも同様のことが書かれていて、
 全く、同感、でした。
 そうか、師匠-弟子モノという点も、自分のツボに、はまっているんだな。

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2007年11月27日 (火)

10月クールドラマ~中間~

●やっぱり不動の1位は。
”落語家、相手に漫才しているけったいな母ちゃん”の、「ちりとてちん」。
もう、おかしすぎる。そして、泣ける。
「ちゅらさん」の演出家が、総責任者なんですね。納得。
(妄想シーンも出てくるし←”似ている・・・”シリーズを彷彿とさせる)

●どうも相性が悪いのが、「SP」。
初回の後半を取り損ねているのに始まり、
先々週(11/17)は、録画ができていなかった・・・
何故、スキップ機能がチェックされている(T_T)←操作した自覚なし。

●個人的なツボにはまっているのが、「働きマン」。
いや、もともと、”お仕事ドラマ”が好きなもので。
ボロボロに泣きながら、それでも、記事を書いている場面は、
切なかったですねぇ。

●何気にお気に入りなのが、「スワンの馬鹿」。
上川隆也は、やはり、悪役よりも、こっちのが、いいんでないの?

●おっと、忘れちゃいけない、「ガリレオ」。
いろんな”お約束感”がよろしいのではないでしょうか。
サントラ、欲しいな。どうしようかな。

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2007年10月10日 (水)

朝ドラ:関西>関東

新しいNHK朝の連続テレビ小説が始まりましたね。
「ちりとてちん」。 なかなか、面白そう♪
10月から始まる朝ドラの方が、私は面白いなぁ。
去年の、「芋たこなんきん」も、ホンッと、楽しかったですからね。
今だに、”チィー!!!”という、藤山直美演じる、
ツチノコの泣き声?(の真似?)としぐさが、頭から離れません(^^ゞ

和久井映見が、いい感じですね。
薄幸なイメージが、勝手にあったのですが、
なんだか、はじけていて、良い感じです。

どうも川平慈英をみると、
♪ポジティブ・シンキング・マン♪(「オケピ!」)なのですが、
これまた、ちょっと違うイメージ。

松重豊の父親も、なんだか、笑える。

朝から(といっても、私は録画をまとめてみるので、時間帯滅茶苦茶ですが)、
笑いが心を軽くする、半年間、楽しみな朝ドラのスタートですね。

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