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2009年6月の5件の記事

2009年6月25日 (木)

真夏のオリオン

真夏のオリオン ★★★★★

監督目当てで,絶対に観にいこうとねらっていました。
(アメリカパートは,別の監督が演出なのだそうですが)
篠原哲雄作品に,ハズレなし。
あのスパッとしたラストシーンが良かったなぁ。

監修・脚色の福井晴敏の「亡国のイージス」「終戦のローレライ」は,ちょっと,トンでもな感じもありましたが,「真夏のオリオン」は,なんか,地に足着いた人間ドラマという感じ。倉本艦長(玉木宏)が立派なリーダーすぎる感がないでもないが,しかし,ユーモラスな人間味あふれる堅苦しくない凛々しさが好印象。玉木宏は声が良い!

舞台が戦時中・戦闘モノなのでアレなのですが,日米双方の,相手を尊重しながらの作戦の読み合いが,スリリングでした。回天の活用方法,すごかったですね。

パンフレットに,元日本海軍士官として潜水艦艦長を務めた方が「潜水艦乗りとして,自然に楽しんで受け入れることが出来る内容でした。それはほとんどの潜水艦乗りが観ても同じだと思います。ほんとうに,ありがとう。」とコメントを寄せている。
篠原哲雄監督の「山桜」も,原作者遺族から,同様の好意的なコメントが寄せられていて(両方とも類似作品がいくつかある中で),やっぱり,篠原監督は,素晴らしい!と思うのだが。少なくとも,私は,この監督名の映画であれば,必ずチェックしますが,あんまり表看板にしないのは,なんなんでしょうねぇ。
今回も,監修・脚色の方が,クローズアップされているし。
あとは,玉木宏(←これは,まぁ,当然ですが),北川景子か。

▼篠原哲雄監督作品















▼そういえば,これらの篠原監督作品には大森南朋が出演していたのだった。





▼他,「張り込み」(堺雅人,出演!),「昭和歌謡大全集」,「オー・ド・ヴィ」,「洗濯機は俺にまかせろ」,「君のためにできること」等。


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2009年6月17日 (水)

重力ピエロ

重力ピエロ ★★★★★

「俺達は,最強の家族だ」
そう言う,お父さん(小日向文世),あなたが,最強の人です。

あやうく,見逃しそうなところでした。良かった,見逃さなくて。
何気ない言動の背景には,たいへんな”重力”がある。そんな映画でした。

渡部篤郎,はまり役すぎて,逆に,怖い(^^ゞ

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2009年6月15日 (月)

マー君には夢がない

マー君には夢がない ★★★★☆

タイトルにリンクを貼った公式ブログのほか,こちらでも紹介記事あり。

理念・主張先行型かと,正直,あまり期待をしていませんでしたが,いやいや,なかなか映画・映像になっていて,よろしいのではないでしょうか。
たしかに,”おバカ”な要素はあるので,製作者・製作過程”だけ”に関心がある人は,ちょっと引いちゃうかもしれませんね。まぁ,私は,全然,許容範囲(むしろ,暴力系の方が苦手)。”おバカ”系のネタも,ある意味,「ありふれた奇跡」の脚本を先取りしていたと言え(どっちが先なのかよくわかりませんが)。
ただ,仕方がないのかもしれないですが,雑音が混ざってしまっているのが,ちょっと,聞き取りにくかったです。

いずれにせよ,なかなか注目の映画であります。
全国での上映会も狙っているようなので,若者・就業支援の関係の方々,講演+上映会など,いかがでしょうか。おススメですよ。
(ちょっと褒めすぎかな(^^ゞ )

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USB

USB ★★★★☆

大森南朋と野田秀樹目当てに観にいったので,当初・前半くらいまで,
・・・失敗したか・・・
と思いましたが。
(良くも悪くも,邦画だなぁというテンポと内容で)

終盤の迫力は,なかなかでした。

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2009年6月 9日 (火)

劇場版「ハゲタカ」

劇場版「ハゲタカ」 ★★★★★
Hagetaka_ban_l_2

ちょっと甘めの★5つ。
でも,いいんです。土曜ドラマから始まり,原作にもはまり,ずいぶんと楽しませてもらいましたから。

「甘め」という理由は,う~ん・・・原作『レッドゾーン』の方が,私には面白かったかな,と。着地点も,爽快感がありましたし。
小説『レッド・ゾーン』のアカマ自動車内の人間模様も,結構,好きだったのですが(”アカマの内蔵助”とか),劇場版「ハゲタカ」の古谷隆史は,原作バージョンの古谷社長よりはむしろ,”坊ちゃん”赤間太一郎のキャラに近いのですね。小説・原作版の古谷社長は,骨も夢もあるスゴい人で,それを遠藤憲一が演じるということで,楽しみにしていただけに,ちょっと拍子抜け。まぁ,そこまで描いていたら,時間が足りないのは明白ですから。

とはいえ。
原作・小説版の”ダーク”あるいは”ワイルド”鷲津も,ドラマ・映画版の”ストイック”鷲津も,演じている大森南朋さんも,どれもお気に入りのワタクシとしては,もう,存分に楽しめますし。原作・小説にはなかった派遣労働の問題も,うまく取り込んであって良いんじゃないでしょうかね。

塩野治(松田龍平)の登場は,いささか無理がありましたが,それでも,しっかり大事な役目を果たしていましたね。「俺は,あなただ」の台詞は,劇場版では劉一華の台詞ですが(ドラマ版では鷲津・芝野の台詞),治がちゃんと出演することで,とても厚みのある台詞に聞こえます。

にしても。
松田龍平,高野健吾(派遣工の守山)は,『蟹工船』に出演ですか(^^ゞ

そして。
例のフレーズ,「世の中の悲劇には~」,ラストに,はまりすぎ。
こうしてみると,劇場版「ハゲタカ」の主役は,劉一華だったのかもしれません。
(原作・小説の連載時と書籍では,名前が変わっているのは,何故なんだろう?)

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